【剣盾S31シングル】全破壊ダイナイベルメタモン【最終45位、レート2008】
お久しぶりです、ありげいつです。
S31や蟹王杯等、お疲れ様でした。
今回はS31で2度目のレート2000＆最終2桁を達成し、自己最高順位も更新したということで、構築記事を簡単に書かせていただきます。禁伝2体環境も5シーズン目となり、広い対応範囲を持てる構築を組むのが非常に難しくなっていましたが、これからもそんな修羅の環境で戦い続ける戦士の皆様に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
TNひかる 最終45位、レート2008
TN deco 最高レート198X、最終4桁
設定を変えて撮り直しました笑
TNの由来はとあるバンド(2018年解散)の曲名です
1.構築経緯
S28,29で受けサイクルを使っていましたが火力インフレのこの環境で思うような結果が出ず、S30から対面構築にシフトチェンジしました。そのとき使用したのがディアザシ構築だったのですが、ラッキーで簡単に止まり、かつ読まれやすい(てか読まれやすいどころではない)ダイマ要員で初手ダイマする構築で2000いくのはほぼ不可能だということを悟りました(実際S30は最高レート1927,最終4桁と箸にも棒にも掛からなかった)。そこでS30のように対面寄りの考え方は維持しつつも、後発ダイマを強く使えて受け破壊もできるイベルタルと、非ダイマ禁伝枠の中から、サンダーに弱くなりすぎず型の匿名性で大きなアドバンテージを取れるムゲンダイナを軸として構築を組み始めました。イベルは、ダイナがいる＆ダイマ時に明確に不利をとる受けポケが存在しないので物理型、ダイナは、対策されづらいことから型の匿名性を最も活かせて、かつホウオウに打点を持てるメテオビーム型にしました。
これではザシアンに弱すぎるのでザシアンをコピって裏ごと貫けるメタモンも採用し、この3体をザシアン入り構築に対する基本選出としました。
またゼルネアスも信じられないほど重いので、ゼルネアスや、ついでにルギア受けとして瞑想BDラッキーを採用。ゼルネクロやザシルギアなどにラッキーと一緒に出せて、そうでなくともダイナネクロ対面の引き先になれる、あくびで眠らせることで裏のイベルで安全に処理する補助ができるなど、日食ネクロズマに対していい仕事ができるヌオーも採用しました。
最後に、優秀なタスキ枠 兼 基本選出では重めのサンダーやザシアンに対して気持ち強めの枠として雪雪崩マンムーを採用し、S31の構築が完成しました。
2.パーティ構成
ムゲンダイナ@パワフルハーブ プレッシャー 臆病CSぶっぱ
215-×-115-197(252)-116(4)-200(252+)
ダイマックス砲/火炎放射/メテオビーム/身代わり
かっしーさん。
Sは意地ザシアンを抜くために最速とし、毒技の代わりに身代わりを入れました。この身代わりが偉く、相手の電磁波やあくびをシャットアウトしたり、エスバの不意打ちを透かしたり、ダイマックスやトリルターン、壁ターンを枯らしたりしていました。イカサマ/願い事/あくび/守る のブラッキーは、イカサマで身代わりが割れないのでこの型のダイナでガン起点にできます。当然ミミッキュやカプ・レヒレ、ゼルネアスに毒技を打ちたい場面もありましたが、身代わりがないとラプラス・白バドどうすんねん構築と化すため、やっぱりこの技構成が結論かも。
交代際のザシアンにメテビを当てたときなど、アドバンテージを取ったときの「これ勝っただろ」感は半端なかったです。
イベルタル@珠 ダークオーラ 意地ASぶっぱ
201-201(252+)-115-×-119(4)-151(252)
イカサマ/ダブルウイング/鋼の翼/挑発
最強。
本当に火力が欲しいためAは特化。
技構成はザシアンやランドへの打点となるイカサマ、ジェット媒体やラッキーへの一応の打点となるダブルウイング、ダイスチルとして打つことでザシアンやゼルネアスに勝てるようになる鋼の翼、ダイウォール媒体＆受け破壊用の挑発が結論と思っております。不意打ちが欲しい場面もかなりありましたが、イベルタルをイベルタル(最強のダイマックスエース)として使いたかったため、泣く泣く不採用としました。
自分の弱さも2000への壁も、全部破壊するだけ。
ラッキー@輝石 自然回復 腕白BDぶっぱ
326(4)-×-62(252+)-×-157(252)-65or66
卵産み/甘える/瞑想/地球投げ
歌わない超欲張り型。
SはVではないですが、SがVの歌うラッキーより遅く動けるのは明確なメリットです(ただしこれを狙ってSを落としたわけではない)。
役割対象はゼルネアス・ルギアで、日食ネクロズマや霊獣ランドロスも対面からならごまかせるため、こいつ一匹でお相手が詰むことは珍しくありません。
ただし対ゼルネは急所に当てられたら即負けなので、勝率は安定しませんでした。それでも、イベルダイナにおけるゼルネ対策はこれかヌケニンしかないので、よくやってくれたと思います。
ヌオー@残飯 天然 図太いHBぶっぱ
202(252)-105-150(252+)-×-86(4)-55
自己再生/地震/あくび/守る
やなぎぃさん。
今期も主に日食ネクロズマ(やザシアン)に対して役割をしっかり遂行してくれました。使うのはやっぱり難しい。
マンムー@襷 鈍感 意地AS(ほぼ)ぶっぱ
187(12)-200(252+)-100-×-80-131(244)
地震/雪雪崩/氷の礫/噛み付く
技範囲偉すぎ_poke。
サンダーやイベル等に対する最大打点として雪雪崩を、黒バドに対する打点として噛み付くをそれぞれ採用しました。Sが準速-1なのは雪雪崩ミラー意識です。シーズン途中からこの調整にしたのですが、結局役立つことはありませんでした。
メタモン@スカーフ 変わり者 生意気HDぶっぱ
155(252)-×-69(4)-×-110(252+)-47(最遅)
ダイナイベルの必須枠。
Sはラス1メタモンミラーを考えて最遅を粘りましたが、今シーズンは結局一度も活きませんでした。
コピアンで崩してイベルで詰める、みたいな動きを多用していました。また、ダイナザシアン対面でこちらのほうが速い場合、2ターン目のザシアンの石火に合わせてこいつを後投げしていましたが、数的不利を取らないこと(メタモン使いの掟)を目的としているのと、居座って巨獣を打たれたことが再戦以外ではほぼなかったため、大きく間違ったプレイングではないはず。
3.今期の感想
26日ごろまでは調子が良く、27,28日にかけて上位のロムが消える(3ROM1000位くらいになる)など苦戦を強いられましたが、決して諦めずに潜り続けたことで最終日の19時前にレート2000を達成することができ、本当に嬉しかったです。
今期は3ROM合わせると1000戦以上やっていて、試行回数と練度がしっかりあった上にかなり勝てていたので、もし2000達成できなかったら多分病んでいました笑
4.Special Thanks
身代わりメテビムゲンダイナを提案して下さったり、通話等で支えてくださった某窓の皆様
いつも仲良くしてくれて、終盤応援してくれた水御三家窓メンバー・TwitterFFの皆様
メテビムゲンダイナ＆イベルタルの始祖であるため記事を参考にさせていただき、またムゲンダイナのNN案を下さったかっしーさん(@kassy_pokepoke)
S27のザシパル構築に引き続き、ヌオーのNN案を下さったやなぎぃさん(@nuooo_yanagi)
ダイナイベル構築の記事を参考にさせていただき、またいつも仲良くしてくれているマトくん(@Mato__poke)
イベルタルを譲ってくれた弟
自己紹介記事でも書きましたが、ゆくゆくは最上位を目指して最終日朝9時まで潜れるような強いプレイヤーになり、9世代でレート2100を達成したいです!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
禁伝2体環境ラスト2か月、皆様のご健闘を祈っております!!
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