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ほぼフリーランス?【週休5日の贅沢】


転職して人生が変わった


今私は、週休5日という数年前には信じられないような超贅沢な生活を送っています。
でも、あの頃の私は「働きすぎること」が人生の充実感だと思い込んでいました。

当時、残業は当たり前。休日出勤も当たり前。「こんなに働いている自分、エライ!」と自分に酔っていたのかもしれません。
常にフル回転で動いて、なぜか疲れが充実感にすり替わっていました。
もちろん体は正直で、万年寝不足で頭痛がひどく、肩こりが慢性化していました。首をどうおかしくしたのか不明ですが、痛くて横を向けない。首が動かせないまま半年以上、毎日社用車を運転していました。胃も常にキリキリ痛み、肌荒れに悩む日々でした。

朝、出勤しようとすると身体が震えることもありました。心身ともに追い込まれていたのだと思います。当時の私は「やらなければならない仕事がたくさんある。他の人に迷惑がかかるから、休むわけにはいかない」と力を振り絞って出勤していました。今振り返ると、身体がサインを出していたのでしょうが、じゃあどうしたらいいのか。仕事を休んでいいラインがどこか、自分ではわかりませんでした。(正直、今もわかりません)
でも、あの頃の無理に無理を重ねていた自分がいたからこそ、今のこのゆったりした生活が本当にありがたく、幸せに感じられるのかもしれません。

美味しいものを美味しいと感じられる幸せ


週2日の出勤と自由な日々

そんな日々から一転して、今は週2日だけの出勤。残りは、自分の都合に合わせてできるフリーランス的な委託仕事。
委託仕事は週0日から週7日、仕事するもしないも自分次第です。
仕事を詰め込み過ぎて「あれ、結局毎日仕事してるじゃん?」と思うこともあるのですが、以前とは大きく異なります。自分のタイミングで仕事を選べるって、本当に自由。

たとえば、夏は遊びたいなと思ったら、8月いっぱい仕事はお休み。旅行に行きたい時も、自分のスケジュールで行けます。それがとにかく快適なのです。数年前は、有休を取るのも一苦労でした。休暇申請を出す方がむしろストレスだったように思います。今はそんなものは一切なし。「休みたい時に休む」それだけです。


仕事が趣味

そして一番の違いは、今やっている仕事は「やりたいからやっている」ということ。
以前は、「やらなければいけない」仕事に追われていましたが、今は違います。ほっといても自然とやりたくなること、もっと言えば、生涯生きていくのに困らないだけの資産があったとしても、やりたいこと。趣味のようなことで収入を得られています。だから、毎日仕事をしていても、苦ではありません。

やりたくて仕方がないことを仕事にできているこの環境は、本当にありがたいです。


自分のペースで生きる幸せ

今は、家族や友人との時間、そして自分自身の時間をしっかり持てるようになりました。
週休5日だからこそ、心にも体にも余裕があります。仕事に追われていた頃は、家族との会話や友人との時間も、常に先々のスケジュールが気になって、心ここにあらずだったように思います。でも今は、目の前の大切な人たちとしっかり向き合えるし、自分の好きなことを心ゆくまで楽しめます。


かつての「働きすぎることが充実感」という価値観は、今となっては遠い過去。週5日の休みの中で、自分のリズムで働き、遊び、リラックスできています。
この自由が、本当に幸せです。

なんにもしない一日

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