見出し画像

”夜会”の復活で、未経験人事がすこしだけ成長した話

入社して3ヶ月が経ちました

こんにちは、note人事アシスタントのねるです。入社して3ヶ月が経ちました。無事に試用期間を満了したわけですが、社内のみなさんから見ても、一体何をやっているのかわかりにくいポジションだと思いますので、今回はどんなことをやっているのか、についてお話ししたいと思います。

人事のお仕事とは

ざっくり言うと、noteではたらく人たちが、ミッションに向かって一丸となって、快適に、モチベーションを保ち安心してはたらける環境を整えるお仕事です。評価制度の設計・運用や、福利厚生制度の拡充、バリューの浸透施策・組織の健全性の担保を目的とした施策の検討・実施などなど多岐に渡ります。

人事チームの中でも、制度・組織開発チームとして、リーダーの中西さんと、4月から労務と兼務でジョインした宮田さんと一緒に考えながら、お仕事をすすめています。前回の入社noteでもお話ししていた通り、採用以外の人事業務の経験がないわたしは、普段はサポート的な業務が多いのですが、3ヶ月間で、主導で進めたお仕事もあります。

note史上初 オンライン夜会の開催

この3ヶ月間での一番の大仕事、と言っても過言ではありません。
夜会(やかい)というのは、2019年4月から行われていたnoteの社員総会です。ワークショップを行ったり、加藤さん・深津さんをはじめとした経営陣の考えや想いを聞く機会として、定期開催されていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、1年半ほど開催されていませんでした。当初はもちろんオフライン開催。オンライン開催は初めての取り組みでした。

今回の夜会の目的は、
1)noteのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)やプロダクト理解を深め、日々の業務に活かす
2)リモート化において減少している「部門横断でのつながり」をつくること

でした。

各所でお話しされていますが、noteはこの1年間で、社員数が2倍になりました。人数が増えると、どうしても経営陣の考えが届きにくくなり、職種や任されている仕事によってバリューの解釈も様々になってしまいます。
また、全社リモート勤務に移行したのもちょうど昨年の3月で、リモートワークが主流になってからの入社者が半分を占める状況となっており、オフィスで顔を合わせ交流するという、自然でオープンなコミュニケーションの機会がなくなりました。Slack中心になると、どうしても業務で関わる人とのコミュニケーションに留まり、チーム横断でのプロジェクトに関わっていない人は、社内のコミュニティが閉鎖的になりがちです。
こういった課題に対して、どんなアプローチができるかを考え、アジェンダやコンテンツを決定しました。

CEO・CXOセッションでは、バリューをより身近に、それぞれの業務にブレイクダウンしやすいよう、実際にあったバリュー発揮の社内事例(大々的なサクセスのみでなく、日々の業務の中での発揮事例も含め)をいくつか例示した上で、加藤さん・深津さんからMVVについて、改めてご説明いただきました。
ワークショップでは、運営にて予めチーム・職種ランダムでグループを決めて、グループワークを行いました。

もちろん、直接的に伝えることも大切ですが、夜会という全社的なイベントでもあるので、せっかくですから楽しみながら目的を達成してもらいたい、という思いもありました。懇親会のコンテンツをnoteの歴史やメンバーにまつわるクイズ大会にしたのも、そのひとつです。

全体を通して、わたしが中心となって企画・運営をすすめていましたが、もちろんわたしだけの力では何一つできませんでした。コンテンツの決定を行うにも、当日の段取りを決めるにも、いろいろな方々と相談を重ね、多大なご協力をいただきました。至らない点も多く、ご迷惑をおかけしてしまったこともあります。ご参加いただいたみなさまも含め、全ての方々に感謝しております。本当に本当にありがとうございました!

参加者目線での夜会の様子の詳細はオープン社内報で紹介いただいています!(もったいないほどのお褒めの言葉をいただいています。恐縮です。うれしい…)

夜会を通しての成長

今までの経歴で、社内イベントの企画運営をやったこともなく、加えて人前に出るのが大の苦手なわたしにとって、夜会の企画運営や、当日の司会というのは正直荷が重く、開催までの1ヶ月間たくさんの壁にぶち当たりました。みなさん(特に中西さん)から適宜サポート・フォロー頂いていたので、決して一人ではなかったのですが、形の決まっていない未知の領域の仕事を行うことに対する漠然とした不安感がありました。

しかし、ひとつやり遂げたことで、こんな自分でもできるんだ、という自信に繋がりましたし、目的を持って施策を行うことの重要性、たくさんの人を巻き込んで協力を仰ぐことの大切さと協力いただけるありがたみなど、たくさんの学びがありました。

反省点も山ほどあります。むしろ反省点の方が多く、夜会終了当初はやりきれなさを感じ、悔しい気持ちになり「もうやりたくなーい!!!」なんて思っていましたが、翌々日の晩には、「次はこういう形の開催がいいかな?もっとこうしたらいいかも!」などと考えている自分がいました。
終了後もたくさんの方からフィードバックを受けて、「これも伸び代、次はどうやってよくしていけるか考えよう!」と前向きな気持ちになっています。

3ヶ月を経て、これから

今回は大きなイベントとして、夜会の運営がありましたが、その他にも人事データベース・評価システムの導入や、従業員サーベイの導入・運用を行ったりしています。普段勤務していると当たり前に思える部分かもしれないですが、それを当たり前と思ってもらえるように整備していくのも、大切なお仕事です。広報の記事から言葉をお借りすると、従業員のみなさんという「クリエイター」のために、そして、それがnoteのサービスを良くしていくことにつながり、すべてのクリエイターのためになるように。

まだまだ課題は山積みです。取り組んでいかなくてはいけないことがたくさんあります。

noteの一員として、人事チームの一員として、日々学び、悩み、成長しながら、わたしにできることをやっていきたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?