![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15558568/rectangle_large_type_2_811a65a95cf58083dd64cf92c38a2940.jpeg?width=800)
脳がアップデートを拒めるか
誰しもが気にしている訳でもないだろうが、今やスマートフォンなりパソコンを使っていると突然やってくるアップデートのお知らせ。慣れた人ならアップデートの弊害などを考えて行うものだが、自動アップデートで知らぬ間に更新が行われているように設定されていることも多い。
アップデートすると元のバージョンに戻すのはちょっと面倒だ。場合によっては不可能なこともある。ただ我々の脳の「アップデート」となってくると話は変わってくる。
この情報化社会、SNSなどを通じて強制的にアップデートを押し付けられることがある。脳となるとダウングレードするのは非常に厄介だ。知ってしまったものを消し去ることはできない。
情報の受け手としてはどの情報をアップデートし、どれはそのままの状態を維持するか常に管理しなくてはならない。セルフ管理社会。
山谷を撮影していた10年以上前から今でも、「山谷は海外旅行者が増えたんですよね?」などと聞かれる。それはもう昔の話だ。山谷に関していうと世間のアップデートは10年ばかし遅れて通知されているようだ。写真の世界もそう、もっとグローバルな情報を見ないでいるとこの世界からログアウトしてしまう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?