Microsoft Officeのフォントには商用利用権があるものとないものがある
フォントについて調べてたら、Microsoft Officeにも商用利用可のものと不可のものがあることを認識した。
フォントについて調べたことは以下に記載
商用利用、ライセンス何それについては以下に記載。
商用利用ができないかも、と疑ったのは
フォントについて商用、非商用、営利、非営利、商用利用権、などとワードを変えて検索をしたところ、以下が検索された。
下記に画像だけ抜粋すると「非営利目的の使用」との記載があった。
Office Personalはもしかして非商用なのではと気になった。
数人の組織の場合、PCに付属されているOffice Personalで運用することもあるだろうが、その時点でPersonalって商用利用可なんだっけと気になった。
以下のMS公式のWindows BlogによるとPeronalでも商用利用権を持っているので問題ない。
あくまでも記事が書かれた2021年10月4日時点でのものではあるので、解釈が変わっているかもしれない。念のため画像で残す。
なんと、今回の記事をきっかけとなった「Office Home & Student 2021 for Mac」についてはこの時点では商用利用権があったようだが、現在はないようだ。
また、Academicとついたライセンスについては商用利用権がないので、学生で起業した際にAcademicライセンスを使っている場合はNGとなる。該当する場合、Microsoft以外のものについても調べた上で、正しいライセンスを買うことをお勧めする。
ではMS365はどうなの?
Microsoft 365 Consumer SubscriptionのOfficeサービスおよびソフトウェアというものをみると、以下の記載がある。
「2. 追加のライセンス制限および条件。
-中略-
f.非商業的な使用。Microsoft サービス規約における非商業的使用の制限は、Microsoft 365 Personal サブスクリプションと Microsoft 365 Family サブスクリプションには適用されません。」
なお、2022/10/02時点で確認されているものである。下に現時点での分を画像で添付しておくが、この記事をあなたが読んでいる時点では変更があるかもしれないので、原文は確認してほしい。
おわりに
Officeに限ったことでないが、小人数だから、ちょっとだけだから非商用のを使ってしまえ。そういったマインドがある組織はその場は良くともどこかで綻びが出てしまう。
そのマインドは組織の全体にも伝染し、大っぴらに非商用のものを使い始めてしまう。
そんなことにならないように普段から気を付けたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?