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MacBook Pro 2021はカスタマイズが必要だったのか?というお話

Appleのオンラインで購入し2021年11月1日から2022年1月6日の間に受け取った製品は、2022年1月20日まで返品が可能になっています。

私が購入したMacBook Pro 2021はこの対象になっているのですが、返品期限が迫っているので、現在のカスタマイズでいいのか判断が必要です。

M1 Proの最低スペックモデルからCPUコアのみ10コアにカスタマイズして購入しました。+22,000円なり。

14.2インチ、M1 Pro
CPU 10コア、GPU 14コア
メモリ 16GB、SSD 512GB
USキーボード

メモリはスワップしまくりだけど大丈夫?

「スワップは良くない」と脅され続けていたので、本当はメモリを32GBにしたかったのですが、こうするとさらに+44,000円と結構お高いものになってしまいますし、そこまでするならM1 Maxにしといた方が..と考えるとキリがないです。

以前、メモリは16GBで足りるのか?という記事も書きましたが、

その時は写真のRAWファイルを7枚くらいしか表示させていませんでしたが、この度50枚くらいのRAWファイルを開いてみたところ、一気に14GBのメモリを消費するではありませんかっ!

使ったのはSonyの純正Viwerです。同じく純正の写真加工ソフトEDITも5GBくらいメモリを消費しますので、一気にメモリのスワップが発生してしまいました。

ただし、スワップが発生したからといって何かが出来なくなるわけでも、遅くなったと感じるわけでもないので、アクティビティモニタを見ていない限りスワップについては気がつかない程度でした。

動画編集では14GBより上には中々いかなかったのですが、写真はあっという間にメモリを消耗しますので、巨大RAWファイルを何枚も使う場合はメモリはいっぱいあった方が安心感はあります。

ですが、私は写真の加工はあまりしないので、スワップが起きてていても特に影響は感じませんでした。
というか今までも恐らくスワップしまくりの中で生きてきたと思われるので、気にならないだけかも知れません。

もしくはスワップしてもSSDが元々爆速なので、大丈夫なのかも知れません。
んっ、ということはSSDの容量は結構あった方がいいのか?

ただ、Sonyの純正Viewerの表示がクソ遅いです。
RAWの場合は一旦表示した後に表示を書き換える作業が入るので、完全に表示し終わるまで3秒くらい掛かります。一枚ごとに。
Surface Pro 6を使っていてこれが一番のストレスでしたが、M1 Proでもほとんど時間が変わらないので、単純にアプリのせいではないかと思います。
と言うわけで今は無料の「Photo Space X」というアプリを使っています。

Photo Space Xでは2GBくらいしかメモリを消費しません。
サムネイル用のJPEGしか開かないのかどうか分かりませんが、とにかくSony Viewerとは違って表示が速いので重宝しています。

CPU・GPUはどうか?

CPUは10コアにカスタマイズしてみたものの、アクティビティモニタで見る限りそれ程使っているようには見えません。

RAW画像をいじってみたり、JPEGに変換したりする場合でも8コアまでしか使わない感じです。最大でも7コア、8コア目は50%くらいまでしか上がりません。

しかし、100枚近いRAWデータの場合は閲覧するだけで10コアを使う場面が結構ありました。(Sony Viewer使用時)
動画編集でもなかなか10コアは使い切れないのに、メモリといいCPUといい画像データって一つ一つのファイルサイズが大きいので、数が多いとそれなりの負荷になるのかも知れません。

GPUはアプリによるのでしょうが、平均的には半分程度までしかグラフが上がりません。
ということはM1の8コアでも大丈夫なのか?

CPU・GPUがそれぞれ8コアで十分であるならば、M1のMacBook AirかProでも良かったんではないかということになってしまいます。

M1のMacBook 2020であれば8コアGPU、16GBメモリ、512GB SSDならばAirで164,780円Proで192,280円ですので、2021年モデルの吊るしモデル239,800円と比べて結構節約になります。

ディスプレイなどその他の部分

チップセット以外にも2021年モデルは2020年モデルと比べて、ディスプレイの輝度、スピーカー、接続端子、キーボード等良くなっています。

Webサイトで2020年モデルと比較した写真を見ましたが、発色も良くなっているようです。
元々写真・動画編集用に購入したので、これは2021年モデルで正解だと思っています。

結局、返品交換するのか?

アクティブモニターをチョコチョコ見ているのですが、CPUの9コア目、10コア目を使うことはめったにないので、10コアへのカスタマイズは不要だったかも知れません。

またM1系は外付けSSDの速度がイマイチ上がらない問題があるらしいので、CPUは8コアのままにしておいて、SSDを1TBにしたら今の価格と同じになりますが、+512GBで+22,000円とちょっと割高に感じます。

SSDは貯まった画像・動画ファイルを外に移せばいいし、速度を気にしなければ2万円で1TBのSSDが購入できちゃうので、このまま512GBでもいいと思います。
現在既に200GB使用済みだけど。

メモリはちょっと気になりますが、動画編集では使い切ることが無さそうですので、16GBのままで良いと思います。
多分DavinciのFusionは使わないと思うので。

というわけで、私の使い方ではM1 Proは元々オーバースペックで、CPUのカスタマイズも必要無かったと思いますので、返品して最低スペックのM1 Pro吊るしモデルを購入した方がよい、ということになります。

しかしながら、今後ソフトウェアのアップデートでCPUコアを使い切れるようになるかもしれないので、M1 Pro自体には満足しているので、このまま返品せずに使い続けようと思います。

返品が面倒くさいというのと、保護シールを貼ってしまったというのもありますが。








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