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BOOXの純正メモの使い心地についてのお話

電子ペーパータブレットのBOOX Nova Air Cを手に入れてから暫く経ちました。

想定したの使い方は、下記のとおり
・電子新聞やNewの閲覧
・会社ではスケジュールやTodoリストの確認、メモ取り
・電子書籍はたまに

これまで上記はiPad miniで行っていたのですが、Einkのカラーモデルの新型が2022年4月に発売されたので、使ってみることにしました。
まだまだレビューが少なく、キワモノに近い製品なので万人受けするとも思えませんが、自分の備忘録として使った感想を残しておきたいと思います。

Kindleとかの電子書籍リーダーは所有したことが無いので比較はできませんが、電子書籍リーダーとしてはまあ普通に使えると思います。
専用のカバーを購入するとページ送りが物理ボタンでできるようになりますが、そこまで電子書籍を読まないし、本体が重くなるので購入しませんでした。

BOOX Nova Air Cを購入した理由の一つに純正のメモ帳があります。
機能としてはAppleのメモ帳とあまり変わりませんが、レイヤーを5層まで重ねることができます。

レイヤーはお絵かきする場合にはよく使う機能なので、メモ帳というよりお絵かきソフトが近いかも知れません。

それでいて、音声録音文字起こし手書き文字のテキスト変換など、メモ帳としての機能があります。
画像を読み込むこともできます。

残念なのが、このメモ帳で書いたものを他のデバイスで共有するにはPNGかPDFに変換されてしまいレイヤー構造が破壊されます。
同じ形式で使えるアプリを提供してくれればいいのですが。

BOOXで使用するペンは充電の要らないタイプでワコムのペンが使えるようです。電池切れで使えないということが無くて便利です。
またペン先は固過ぎず、コツコツ感が少ないので素の状態のipadより書き心地がよいと感じます。
ペン先とフィルム次第というところはありますが。
視差が少しあるので、厳密な位置での記入は難しいですが、結構小さい文字も書けます。

一番下以外はボールペン、一番下はペンの20mm

ペン先は「ペン」「ブラシ」「ボールペン」「鉛筆」「マーカー」が選べ、それぞれ太さと色が選べます。(マーカー以外は0.5mm〜20mm、マーカーは20mm〜80mm)
ペンの傾き検知はありませんが、「ペン」だけ筆圧検知があるように感じます。(ペン以外だと違いが分からない)
メモだと書いていて太さが変わるのが嫌なので、「ボールペン」の3.0
mmか4.0mmを選んでいます。

メモはApple純正メモ帳のように下に無限大ではなく、Goodnoteみたいにノート毎にページ単位で増やしていくタイプです。

作成したメモ帳は、専用アプリ経由でスマホやタブレットと共有(閲覧のみ)もできますし、Google Keepに保存したり、クラウドサービスに直接保存することもできます。
私はGoogle Keepを使っています。

まとめ

通常のタブレットだと、ペンが自動的に切れていたりしてイラッとすることがありますが、BOOXは電池の要らないペンなので、そのストレスからは解放されました。

カラーを使った際の発色は悪いので、添削などの赤ペン入れや、お絵かきには向いていないかも知れません。

画面上の見た目(フロントライト最大)
スクリーンショットの書き出し

サクサク使うというより、じっくり考えながら使うスタイルが合っており、カラーもおまけ程度に考えた方が良いです。

価格も6万円近くとそこそこ高いので、iPadを持っていないなら先にiPadの方を購入されることをオススメします。

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