WWDC2021で気になったもの

AppleイベントであるWWDC2021が終わりましたが、残念なことにハードウェアの発表はありませんでした。

でも個人的に気になったものはいくつかありました。

iPad マルチタスク

どの程度のことが同時にできるようになるのか、メモリの制限はどうなったか良く分かりませんでした。
Split Viewの強化というべきか。
まあ、これによりMacに一歩近づいた、とも言えるかも知れません。

Quick Note

標準のメモアプリが進化しました。
あらゆるアプリケーションに紐付けて開くことができるそうです。つまり、アプリごとにメモを添付することができる。
しかも他社製のアプリケーションでも添付可能。
これまであるようで無かったものですね。
実際にどの程度使うか．．．ですが、なんか良さそうです。

Auto Translate

会話であろうと文章であろうと翻訳してくれるものです。
会話はボタンを押す必要もなく、ただ喋ればいいというもので、同時通訳者が隣にいるような感じになるのでしょうか？
英会話とか苦手なのでこれは重宝しそうです。

Universal Control

複数台のMac,iPad間でマウス、キーボードがあたかも共有しているかのように操作でき、ドッラグ＆ドロップもできるというものです。
これまで、AirDropを使ってデバイス間でファイルのやり取りをしていたものが、設定なしにマウス操作だけで出来てしまうというものです。

コピー&ペーストやファイルの転送なら可能なソフトはこれまでもありましたが、ドッラグ＆ドロップとは衝撃的です。
連携のやりやすさがAppleMac製品の強みなので、更に磨きがかかった感じです。

映像デモではかなりデバイス同士を近づけていたので、同一のAppleIDでかつ近距離が条件になると思うけど、接続はBluethoothなのかな？

Object Capture

３Dオブジェクトをカメラで撮影するだけで簡単に作成できるようになり、また、それをARで現実の世界に疑似表示させることができます。
一般向けというよりデベロッパー向けのようですが。

これまでもARの機能はありましたが、ほとんど使う機会がありませんでした。
今後はオブジェクトが簡単に作れるようになるので、３Dオブジェクトがどんどん増え、利用機会も増えてくるようになると思います。
例えばインテリアだけでなく、服などもARで試着ができそうです。
ビジネスとして可能性を感じます。

今回のOSの正式アップデートは秋のようですので、新製品はそれまでお預けなのでしょうか？
iPhone13と同時期なのか？
待ちきれないですね。