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創業時の株式比率が3:7と2:8の違い

創業者間でよくある比率の株式比率が3:7と2:8の違いは以下のようなものがあります。
迷っている方は良ければご参考にしてください。
元々の株数が10株だとする。
株式比率が3:7にした場合のデメリット
10パーセント第三者が増資した場合、

  • 元々3株を持っていた株主:3株(約27.27%)

  • 元々7株を持っていた株主:7株(約63.64%)

  • 第三者:1株(約9.09%)

という形で大株主が2/3失い、一度の増資で株主B単体の特別議決権を失いますが、
株式比率が2:8だと

  • 株主A:2株(約18.18%)

  • 株主B:8株(約72.73%)

  • 第三者:1株(約9.09%)

となり、10パーセントの増資でも株主Bは特別議決権を持てます。
ちなみに20パーセントの増資までなら株主Bは2/3以上の議決権を持つことができます。

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