「サーカスが来て頬が腫れた話」あらすじ【ジャンププラス原作大賞 読切部門】

主人公の七月ななつきは同級生の佐藤優子から「家庭の事情でサーカスに売られた」と聞かされ、日曜開催のサーカスのチケットを貰う。その後、空中ブランコの練習に付き合ってほしいと頼まれ、放課後、佐藤と共に近所の公園でブランコを漕ぐ日々を送る七月。そして日曜、半信半疑で会場の場所へ向かうと、そこにはサーカスのテントが立っており中では様々な演目が行われていた。夢かと疑う七月を後目に大トリで佐藤が登場し、見事に空中ブランコを成功させる。終演後、いまだに夢かと疑う七月のもとに佐藤が現れ、サーカス団と共にこの町から去ると話す。翌日、学校で佐藤が引っ越した旨を聞かされた七月は、寂しさと共に感傷に浸るのだった。

読切作品本編:

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