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真の春麗ランクマダイヤグラムを考える

春麗村から出馬します。

格ゲーマー、根拠無い有利不利語りがち

「春麗きち~~詰んでるわ~~」だの
「〇〇で一番キツい組み合わせは春麗です!どん!」とか
まぁ根拠があるんだか無いんだかわからん自虐を耳にする昨今。
一方で春麗さんサイドも「ダルシムきちぃ~~」とか
是空はいうて五分」とか自虐をかましてたり、
そんな"政治"をしてしまうのが、格ゲーマーの悲しい性。
負けた言い訳をキャラのせいにするのは良くないと思いつつ、
キャラごとの攻略を考えることにも繋がるから、
組み合わせの有利不利を考えること自体は悪いことでもないと思ってる。
今回はそういうお話。

シャドルー研究所のデータ

CAPCOM公式様が運営しているシャドルー研究所

データ自体はS3くらいから見れてたんだけど、
全ランク帯が一緒くたにされてたせいで、あんまり意味のないデータになってた。
そんな信憑性の薄いデータだったのが、半年前くらいだったか、
・ルーキーからウルシル
・ゴールドからウルプラ
・ダイヤ以上
・グラマス以上
(マスター以下vsグラマス以上はカウントされない)
ってな具合にデータが分かれて表示されるようになって、
「初心者帯では勝ちやすいけど無差別帯だときちぃ」とか
「使いこなすのむずいけど、性能引き出したら強い」みたいなのが
多少は可視化されるようになってる。はず。

半年分のデータを分析してみる

シャド研のデータ、その月ごとの勝率高い順に並んでるせいで、
データを纏めるのが大変だった(わざとか?)

んっ!強キャラ!

とりあえずグラマス以上の春麗の半年分の勝率はこんな感じ。
負け越した月は無いし、
全45キャラ中平均7.2位は充分強キャラと言えるかと。
まぁこれ見ただけじゃなんもわからんので、
7月~12月のキャラ別の勝率をまとめたのがこれ

シャド研様から転載(一部)

これを基に、3つの視点から見ていく。

視点① 勝率の平均順

これが一番単純かと。各月ごとの勝率の平均を出して、
これが高いキャラ=勝ちやすいキャラ、という考え方。
数値の表だと分かりづらいんで、Tierメーカーにぶちこんだのが、これ

左上から右下の順

負け越してるキャラが8キャラだけ。う~ん、強キャラ。
これだけだと正確なデータとは言えないんじゃないかなぁ、
というわけで、もうちょっと踏み込んでみる。

視点② 勝ち越してる月の数

キャラによってはスゲー勝ってる月とスゲー負けてる月があったりで、
勝率だけで見ると有利っぽいのに安定して無いキャラもいる。
というわけで別視点のTier

あんまり差はないか?

視点①で最上位にいた、さくらポイズンでも負け越してる月はあるという。
まぁこいつら負け越してる月でも49%はあるから、
やっぱりそんなに差は無さそう。

視点③ 勝ってる月と負けてる月の勝率の幅

最後。キャラによっては勝率の差が激しい。
というわけでそれを並べたのが、これ

下にいくほど安定感

上2つの視点だとブランカはあんま勝ててないキャラっぽかったけど、
7月に30%しか勝ててないだけで、
むしろ60%超えてる月が2回もあったりした。
ネカリも同様に、有利って言われてる割に負け越してたけど、幅が大きかった。

春麗が有利なキャラ

是空、ナッシュ、ルシア、ミカなんかは自分の感覚的にも結構ちゃんと有利だったから、納得。ナタデコさん、良かったね
サガットも同じくらい有利なんかね?あんまいけるって言ってる人聞いたこと無い気がするけど、データの上ではそうっぽい。
ダンはデータが少なすぎるからわからん(後述)

春麗が不利なキャラ

ダルシム

あくまで参考だよ、という逃げ道

ここまで調べといてなんですが、
試合数の分母が分からんから正直なんともいえない。
7月のダン戦の勝率が83.33%だったんだけど、
これ数字の綺麗さから、5勝1敗=6試合しかやってない気もするよね。
まぁ6の倍数試合やってる可能性は全然あるけど、
グラマス以上のダンの人口から考えたらそんなに間違ってなさそう。
「麻雀で正確な実力を把握するには1000試合必要」
なんて話を聞いたことあるけど、
この統計ももっと長いスパンで見ないと正確なデータは分かんないなぁ、
ってのが調べてみた印象。


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