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コンテンツをいっぱい考えたけど・・・

学童保育ログファームを経営していた健太さんと、音楽教室ミューレをやってきて学童保育をやりたかったわたしとで手を組み、まずは夏休みの学童保育を始めることにしました。

前回のストーリーはこちら↓

運営については健太さんの経験に任せることにして、わたしはコンテンツを考えることになりました。

最初から考えていたことは、「長期ならではの教育を提供する」ということでした。ただ「預かる」、「いさせる」ではなく、1ヶ月半という時間を利用したら、とても有意義な体験ができると考えたからです。

そのベースとして、わたし自身、我が子たちが小さかったときは長期休みにレッスンを入れず、休みならではの体験をしたことが本当に本当に楽しく、あの日々が支えとなり、子育ても仕事も幸せにやって来られたという経験があります。

わたしはコンテンツを考えるのが得意なので、いつも子どもたちと愉快な長期休みを企画して過ごしました。これを、たくさんの子どもたちにやってあげようと思いました。

そこから、世の中の学童保育やサマースクールでどんなコンテンツが用意されているのか調べました。どれも「大人が大人の思惑で考えたもの」という感じがしました。ミューレの強みは、「実際に子どもたちといっしょにやってきたコンテンツが山のようにある」ということです。楽勝!と思いました。

長期休みを利用した教育コンテンツとして、子どもに最も効果があるのは「体験ベースのもの」だと思います。しかも、高校生以降で伸びるためには、「半径5キロ以内の濃い体験」に効き目があると考えていたので、「浜松市ならではの体験」を考えていきました。

わたしが自分の子どもでもやらせたいと思うコンテンツをたっぷり用意し、ひと夏かけて体験させる計画を立てました。「これで完璧だ!」と思って、デザインを頼んでいた次男に「どうだ!面白いだろう!!」と見せたところ、次男の答えはこうでした。

「これ・・・、自由な時間はどこにあるの?」

え・・・。
そうだ、そうでした。長男も次男も、母が考えたコンテンツが楽しかったのではなく、母が考えたコンテンツに乗っかって、ずっといっしょに過ごしつつ、野放しで自由に好奇心を爆発させることを楽しんでいたのでした・・・。

けれどそれは、「とにかくやりたいことに溢れていて、何もなくても、自由さえあればクリエイティブに遊びを生み出す子」だからです。ただの自由では、ミューレラボのように、結局、YouTubeやゲームに興じて時を過ごす子も大勢出てきて、それは伝染するでしょう。YouTubeやゲームそのものがダメなのではなく、そのほとんどの子は「やりたいことがないから、コンテンツ(YouTube、ゲーム)から与えられたものを受け止めているだけ」なのが問題です。それに、我が子が長期休みの学童保育へ行って、「自由にしていました」といってほとんどの時間をYouTubeで費やし、そこから特に何も生み出されなかったら・・・?やはり、親の立場としてはそれはナシです。

うーむ・・・、どうしたものか。。。


説明会を開きます。興味がある方はぜひご参加ください。

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