事前アンケート「何を期待していますか？」に意外な答えが集まって泣いた
浜松市で、「働くお母さんを本気で応援する、子どものサード・プレイス」、夏休みの学童保育を開きます。
おかげさまで、受付開始から秒で満席になりました。そのときのわたしの正直な気持ちは「どうしよう・・・、もう後戻りできない・・・」でした。
後戻りはしないんですけど、わたしたちの予想は「5人来てくれたらいいな〜、5人以下だったら、子どもたちが楽しくないよね」だったんです。今年は初年度なので、モニター価格にさせていただき、試行錯誤しながら整えていくつもりでした。
ところが最初からフルスロットル！！「大変だ」と思ったんじゃなくて、それだけ、みなさんの期待が大きいということを感じたんです。なので「試行錯誤してる場合じゃないんじゃないか？！最初からちゃんとやらないと満足していただけないんじゃないか？」と急に不安になったというわけです。
本申し込みからほどなく、事前アンケートをお願いしました。
オペレーションや設備の計画を立てるにあたり、実際、どのくらい、どういう利用になるのか、おおまかに知りたかったからです。
その最後に、こんな質問項目を作りました。
夏のミューレラボに期待することは何ですか？
「働くお母さんを全力で応援する」ということを打ち出しているので、わたしはてっきり、「自分たちが助かること」が真っ先に来ると思ったんです。そもそも、わたしたちが想定していたご利用者様と違う方々が集まっていたので、何が響いたのか、実際のところをちゃんと知りたいと思いました。
集まったご意見を読んで、なんだか涙が出そうになりました。一部、ご紹介します。
ありのままでいられ、本人が自分らしさを大切に思うような場所であって欲しい
協調性、親しい友達以外にも思いやりのある行動ができれば
夏を思い切り楽しんで欲しい！
20日間いろいろな体験や刺激を受けてほしい
友達ができたらな
安心した環境の中でのびのびと過ごして欲しい
自分で食事を作れるようになって欲しい
小さなことができるようになり、子供の自信に繋がってくれたらいいな
誰にも何も邪魔される事なく、やりたい事をやりたいだけすることを保証された場で、ひと夏の経験として少しでも心に残ってくれたらいいな
心身共に健康な時間を過ごさせてほしい
いつものミューレらしく、子どもが主体であること。
ミューレでしか経験することができない教育が受けられること
長期休みに安心して預けられること。それだけで自分の精神的負担は軽減されると思う。
生きることがワクワクする毎日を過ごして欲しい
などなどなどなどなどなど・・・、まだまだた〜〜くさん、いただきましたが、どれもこれも、一言で言うと・・・、
愛にあふれた期待！！！
なんて素晴らしいんでしょう。
「わたし、ちゃんと期待に応えられるかな」「できるかな」って思っていた不安が一気に吹き飛びました。「できる！」って思ったんじゃなくて、「こんな素敵な保護者様となら、一緒に作り上げることができる！」って思ったんです。
思った通り、素晴らしいスタートを切りました。続きはまた今度。
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