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冬支度の旅支度2020@早稲田RiNen

以前からずっと冬支度の評判は聞いていて気になっていた。
そして今年もまた2月に冬支度がやってくるという。しかもレコ発イベントらしい。
それは行くべきだろう、という事で仕事後に早稲田へ直行。

出演は3組。青木孝明さんと『夢見る港』そして『冬支度』。

1番手の青木孝明さんは、ここ2回ほどウチのホリオと私のやっているアコースティック5mmというユニットで10ccカバーをやる際ギターと歌で参加してもらっていたり、同じくホリオと私の所属しているSHEEPというバンドでホリオの還暦イベントをやった際に出演してもらったり何かとお世話になっている方だ。
リネンで観るのは初。初めての所で見て改めて曲の良さと声の良さを再認識。おおらかで伸びやかでいて繊細な、音楽に誠実な楽曲達。この日以来しばらく私の頭の中のBGMは青木さんの『ライラ』だった。そして数曲ゲストの夢見る港の並木さんも相当良かった。早いフレーズでもトロンボーンのピッチが完璧。素晴らしい。

2番手は夢見る港。 前にお2人バージョンでは観た事があり、それが既に相当素敵だったのでバンドバージョンをずっと観たいと思っていて今回やっと実現。クールでサラッとしていつつ熱い曲と演奏と歌。バンドの一体感そして抑揚の効いた素晴らしい演奏。バーンと盛り上がる所の爆発力も素晴らしい。『コーヒー』は特に鳥肌が立つほどの名曲&名演だった。ワンマンも観てみたい。

トリを飾るのはもちろん、本日の主役、冬支度with渡瀬千尋さん。
なんだろう。なんというか、めちゃくちゃ居心地が良い。ずっと浸り続けていたくなってしまう。
歌の音程が若干どうだろう?という所やこのコードにこのフレーズはどうだろう?というちょっと危なっかしい所が無いでもない。。。のだけど、それを超えて惹きつけられるし、ずっとその中に居たくなってしまう。
それはお二人の声質だったり、曲や詞の心地良さだったり、斎藤さんの色んな楽器を鳴らし切るカッコ良さだったり、SENさんの奏でる楽曲に完全に寄り添ったドラム&パーカッションだったり、安田さんの奏でるギターや醸し出す安田さんにしかない独特の存在感だったり、MCの面白さだったり等々。。それらの入り混じったとても、気持ちの良い空間。NHKの朝ドラで『当たり』な時に毎日見たくなる、その中にずっと居たくなるあの感じに近い。
そんなわけで、また冬支度が東京に来る日を私は心待ちにしているのである。冬支度の新譜を聴きつつ。

#音楽 #ライブレポート

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