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映画の記録 シェフ 三ツ星フードトラック始めました


あらすじ

ロサンゼルスの一流レストランで総料理長を務めるカールは、大物料理評論家ラムジーの来店に自らの創作料理で挑もうとするが、レストランのオーナーで堅物なリーバはそれを良しとせずオーソドックスなメニューを出すよう指示し、カールはやむなく従う。しかしラムジーからは冒険をしようとしない姿勢と料理を酷評されてしまう。カールは不慣れなツイッターでダイレクトメッセージのつもりで口汚く反論するが公開メッセージになっていることに気づかなかったせいで炎上してしまい、再度来店したラムジーに怒りを爆発させてしまう。おまけにレストランの客が事の一部始終を撮影した動画をYouTubeに流されて拡散されたため、カールは店を解雇されたうえ、そのことが原因で他のレストランからも採用を断られてしまった。

失意のカールに同情した元妻イネズの提案で、彼は息子のパーシーを連れて故郷であるマイアミを訪れる。そこでカールは熱々のキューバサンドイッチの美味しさを知り、これをフードトラックで移動販売していくことを思いつく。イネズの元夫マーヴィンから中古のフードトラックをもらい受けたカールは、早速話を聞いて駆けつけた元同僚で旧友のマーティン、息子のパーシーを含めた三人でフードトラックの営業を開始する。

カールの作るキューバサンドイッチはたちまち評判になり、その噂はソーシャル・ネットワーキング・サービスで瞬く間に広まっていった。そしてカールは自らの料理を酷評したあのラムジーが待つロサンゼルスに向かうが、その道中で本当に大切なものは何かを知る。

Wikipedia

感想

気楽に見れるハッピーエンディングな作品です。料理人の世界には職人気質な人もいればビジネス優先の人もいます。前者は自分が選んだ素材を自分が考えた方法で料理し、お客様に満足を提供したい。他の店でも食べられるものではなく、自分の店でしか食べられないものを提供したい。そうした願望が強く、時としてビジネス側の考え方を受け入れられません。後者は味の再現性やオペレーションの平準化・標準化により売上・利益を最大化することに関心があり、味の繊細な違いにはあまり関心がない事もあります。この二つの異なる軸がバランスを取れた時に飲食店は繁盛します。

現実世界でも、自分の味をわかってくれる人がいる、と思い独立に踏み切ったものの赤字続きで借金を抱えて撤退という話はその辺に転がっています。それほどに飲食店ビジネスは難しいのです。

この映画では飲食店ビジネスの難しさを発端にして主人公が息子との結びつきを再確認して行く生きざまが描かれています。ちょっとご都合主義すぎる展開も否めませんが、その分お気楽に鑑賞できます。

こんな人におススメ

人生に迷いがある人
お気楽ムービーを見てハッピーになりたい人


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