『私はアメで、明日は晴れで』

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、人生初！！発売日に買った本を紹介します。

なるチャン著　『私はアメで、明日は晴れで』　（KADOKAWA 、2023）

私はアメで、明日は晴れで

おめでとうございます！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

内容

本の内容は動画でも紹介されていますが、ナルミさんがアメリカ留学中で経験した様々なことが書かれています。

８章立ての本書。
プロローグから、最高過ぎるんです！！！！

プロローグ

この育った生活環境、深く存じております！！

留学生活とホストファミリー

高校生の時に留学を決心。
アメリカ滞在中のホストファミリー。

学校で授業についていけない。
帰ったら、滞在先のホストファミリーの口論。

アメリカ史のゴリラ先生の箇所は、泣けました。
味方がいるってだけで嬉しいもの。
それにしても、滞在先では口論して刃物が飛ぶような家って…
どこでも休まらないじゃないですか。

表情がなくなっていくことにも気付かない。
気づけば変わる体型。
生活の辛さが、これらエピソードからも伝わる。

友達ができても、ホストファミリー問題は消えない。

もう無理だ

なるチャン著　『私はアメで、明日は晴れで』　（KADOKAWA 、2023）、100ｰ101頁。

受け入れてもらえない孤独感と続くDVによる恐怖は、
人の心を崩壊させるに十分だと痛感させられました。

今すぐ逃げなさい！！！！

同上、105-106頁。

この箇所は、最も恐怖を感じました。

遠い地にいる娘が日々変わっていく様も、ナルミさんのお母さんが察して
逃げるように言うところは、それだけ緊迫していたのだろうと思います。
案の定、やばいってことも怖いです。

卒業式と引き裂かれた心

同上、113-116頁。

せっかくの卒業式なのに、アメリカの日々も終わりも、この家族は人を傷つけるんだなって思いました。
なによりも、

「なぜ最後まで自分を守ってあげられなかったんだろう……」

同上、116頁。

このナルミさんの思い。
これって、極限状態まで追い詰められた人間の心理だとも思わされました。

悲しみや後悔の綴られた箇所から、めちゃくちゃ慰められます。
本当に大丈夫じゃない人ほど「大丈夫だよ」って言いがちだから。

恋愛

マッチングアプリは今じゃそんなに珍しくない。
まして、アメリカじゃ普通に行われているように思う（持論）

デート相手のニックネームと、別れたエピソードに笑ってしまった。
そして、切ないこともあったんですね…と。
留学って言われると、どうしても学校での孤立や勉強の大変さばかりに
目がいくので。
こういうことも笑いに変えられるのが、ナルミさんらしくて好きだなって
思いながら読んでいました。

面接で出会った上司との恋愛。
わー！！もう！！ナルミさん！！！！優しすぎますよ！！！！

アメリカでの仕事

セールスの仕事。
サラッと本書で書かれていますが、めちゃくちゃ大変だったんだろうな…と
思います。
履歴書だって面接だって、想像するだけで大変なのに、アメリカで！！

リスニング力が足りないって最初に書かれていたのに、
気付けば（pp.138）仕事探しを始めているナルミさん。

営業成績について書かれているところ、伝えたいって思いは
仕事も同じか…と思わされました。

これについては、

マットと私の自尊心

同上、164－167頁。

で、丁寧に書かれています。
ナルミさんが４年間アメリカ滞在して、英語はコミュニケーションの
手段でしかないと知り、打ちひしがれてしまうところです。

そのたどり着くところが、

諦めの先で

同上、169－173頁。

に書かれている。
承認欲求や、自身の在り方。
ここまで読んで、私もホッとしました。

ついにきた！！

シノブさんとの出会い

同上、240－241頁。

この出会いから、MBA取得の流れになるのか…！！
ビックリしました。
氷河期就活していたのに、大学院と大きなコース変更。

この動画を知ってから、なるみさんの大ファンになったので、
MBAの話が出てきた時にホッとしました。

読み終わって

私、本当にナルミさん大好きなんですよ。
めちゃくちゃ好きなんです。

まず驚くのが、「みなさん、お疲れ様です」って始まる動画の挨拶。
努力家で、優しそうで、とても謙虚に見えます。
２０２０年に上記動画に出会った時、本当に心の支えでした。

つらい思いをしてきたから、そのお人柄があるのか。
私には何も分からないのですが。

きつくてたまらないのに「アメリカを離れるのは…」と思っては、
やるだけやって、今は沖縄に戻っておられます。
動画は今も追いかけているので。

Podcastも、動画も心の支えとなっております。

本の発売日に、本屋に向かう。
この初めての経験が、ナルミさんで心から嬉しく思います。
幸せになってください！！

お疲れ様です、そしておめでとうございます！！
就活や、留学、色んなことに悩む人への励ましの本だと、個人的には思いました。
国や言葉が違っても、悩みは大きく変わらないのかなって。

逃げたかったら逃げても良いんだし、
周りの声が自分を形成しちゃわないように。

もう、本当に大好きです。
そんでもって、アメリカ行きたくなりました。
私も英語を楽しむぞー( ^ω^ )