動くか、動かないか。答えは自分の中にある
緊急事態宣言が解除されて2ヶ月。
新型コロナウイルスの感染者数が30人以下(東京)で落ち着いているのが続いていてホッとしている。
飲食店では営業時間を元に戻したり、イベントの上限を撤廃したり(まだ満員では難しいけど)と、少しずつ日常に戻している感じがしている。
そうなるとコロナ前みたいに「外に出よう!」とか思いそうになるのだけど、「ちょっと待った!」と少しブレーキもかけなければという思いも出てきた。
とあるレストランの決断
慎重になろうと思った理由。
神田小川町にある「トラットリア・カンティーニ」はお気に入りのイタリアンレストラン。SNSでシェフと友達になったことがきっかけで8年位前から訪れるようになった。
カンティーニは2013年頃から時々ディナータイムを中心に訪れている。
ディナータイムではイタリアン料理に合うワインをいただけるので、お気に入りのお店である。
カンティーニは神田小川町にあると書いたが、このエリアはビジネス街といえるエリアで、ランチタイムにビジネスマンやOLが多く訪れるというのを聴いていた。
それが昨年春、感染防止のために発令された緊急事態宣言で今までのような営業ができなくなってしまった。
ランチタイムで営業はしていたようだが、テレワークが浸透しオフィスに訪れる人が激減してしまい、お店に訪れる客が少なくなってしまったという。
その話をシェフがしていたのは、とあるTV番組でのインタビューだった
カンティーニのYouTube動画より。
「手放しで喜べない」と語っているシェフ(音は消されているがテロップで)の一言に、辛さとやるせなさを感じてしまった。
カンティーニは年内は基本的にランチ営業のみとなった。来年にはディナー営業も再開できそうだけど、まだ正常に戻ってない飲食店があるという現実は辛さを感じてしまった。
動けるようになった11月
カンティーニの事を書いたのは10月末。それから続きがなかなか書けずにいた。
そうこうしているうちに、11月になって時短要請が解除されて前より動きやすくなってきた。
時間を気にせずにお店に行くことも出来るようになったし、先日はライブも見に行くことが出来た。
先日は2年ぶりに旅行に行くことも出来た。
自分の考えで動くか、動かないかを決めていく
外に出ていても人出が前より増えているように感じ、少しずつ元に戻りはじめてるんだなぁと感じる。
しかし新たな変異株の存在が出てきた事で、このまま動いて大丈夫かと思ったりもする。
動き続けるか、動きを止めるか。
その答えを出すのはまだ早い。
自分が出来ることは、感染防止対策をしつつ、出来る所から動くこと、それに尽きる。
ニュースやSNSの情報に流されるのではなく、自分自身で考えて、動くか動かないかを決めていきたい。
気兼ねなく動ける日が一日も早く来ますように…。
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