「3.11の想い」。12年経って感じること
今から12年前の2011年3月11日午後2時46分。
大きな地震と津波が日本を襲った日。
東日本大震災が起こった日のこと、その後感じた事をブログに書き綴った事は、昨年noteに書いていた。
地震が発生したときは電車の中にいて、激しい急ブレーキがかかった感じで止まってしまい、1時間半位揺れを感じながら電車の中にいて、不安になっていた。
結局1時間半位経って、最寄り駅まで1キロ位線路の上を歩いて向かったら、駅のホームが暗いのが不安になってきたのを思い出す。
あれから12年経った。
もう12年か、まだ12年か。同じ12年でも人によって感覚が違うのではないだろうか。
復興した街もあれば、未だ止まったままの街もある。
また大きな地震が起こるのではという不安な気持ちになることもある。
私は、12年をどう思うのだろう。
賛美と鐘に祈りを込めて
教会で毎年行われる「祈念会」。
今年は対面と配信でコンサートと祈りの時間が行われた。
私は所要があって動画で拝見していた。
カノンの讃美歌を聴いていたら、賛美から感じる祈りが伝わってきたように感じた。
そして、14時46分。
祈りを込めて鳴らす教会の鐘の音が聴こえてきた。
私も作業を動かす手を休めて、祈りを込めた。
当たり前の光景、ではない
祈念会が終わった後、図書館で本を返す用事があって近くの公園に行ってきた。
子どもたちがはしゃぎまわって遊んでいるのを見ていると、心が和んでいる私がいる。
でも、この光景は当たり前ではないということも忘れてはいけない。
もし地震が起こったら、どうすればいいか。
子どもたちを守るために、生活を、日常を守るために、何をすればいいかを改めて考えていきたいと思う。
東北への思いを胸に
東北には何度か訪れたことがある。
野球観戦を楽しんだり、聖歌隊で賛美するために訪れたり…。
震災後に訪れたときは、あの時の出来事を思い出してしまうけど、一歩一歩歩みを進めていこうとする様子に思いを感じていた。
2013年、仙台でイーグルス対ファイターズ戦を見に行った時の写真。
試合後は仙台の居酒屋で乾杯。
2013年、盛岡に行った時の写真。
まだまだ復興途上のところもあるし、まだ止まっているところも少なくない。
それでも少しずつ歩みを進めている東北を見て、励まされるところもある。
これからも祈りを覚えていきたい。
そして思い続けていきたい。
また行ける日が来るといいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?