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毎年1月17日になると思い出す。

1995年1月17日に起こったことを。

1995年9月

東京に暮らしている私は、ニュースで見る信じられない光景にショックを覚えながら、関西に住んでいる友達の安否が気がかりでならなかった。

手紙を書いたり、電話をかけてみたり(なかなか繋がらなかったけど)して、どうか無事で…と願っていた。

数日経って、友達から「無事」の連絡を受けた時、ホッとしたのが今でも忘れられない。

1995年9月

震災の年の9月、友達と神戸に旅行に行って来たときの写真。一見元に戻っているように見えるけど、街のあちこちで屋根の上にブルーシートが被せられていたり、瓦礫のあとがあったりしたのが辛かったのを思い出す。

あれから27年。

新型コロナウイルスの影響でどこか不安が続いているけど、地震や津波など災害の不安もここ数年続いている。

もし東京で震災が起こったら…。落ち着いて行動出来るだろうか。

1月17日に起こったことを忘れないようにしたい。

今年1月17日の動きがNHKのサイトにアップされていたのでシェア。

東遊園地での追悼集会。ろうそくで作った文字は「忘」。

犠牲者を追悼するおよそ5000本の竹と紙の灯籠が、震災が起きた日付の「1.17」と「忘れない」ということばの漢字の形に並べられました。
この文字には、震災から27年がたち「忘れてしまわないように」という思い、思い出すのがつらく「忘れたい」人たちの思い、そして「忘れられてしまう」といった危機感など、さまざまな意味が込められています。

【1日の動き】阪神・淡路大震災から27年 次の世代へ記憶伝える

「忘」。

一文字だけど、いろんな意味を持っていることに改めて気付かされた。いろんな意味があるからこそ、思う事は人それぞれ。

自分の中で感じている思いを忘れずに、一日一日を歩んでいきたい。

1995年9月

写真は、1995年9月の神戸旅行で撮ったもの。コロナが落ち着いたらまた訪れたいな。

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