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米国上場の中国株の暴落について

ある日、突然暴落し、1日で-12%というのを経験しました。

HUYA という企業の株を含み損ですが、現在も所持しています。逆指値の設定をしていなかったせいで、ある朝目覚めたら、-12%になっていました。業績は全く悪くなく、MAU(ゲームやサイトなどで使う、アクセス数の指標も急上昇)ここまで理不尽な下り方をするのって何だろうと思って調べてみました。

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2021/02/16の36ドル付近を皮切りにチャートが一気に崩れています。僕は、この株、過去に2回ほど回転しています。3度目25ドル近辺で、この辺が底かなと思って、買いを入れたら、その後も下落の勢い止まらず、今に至るという感じです。

米証券取引委員会(SEC)の取り決めが発端

SECは年内に、米国の監査基準に準拠しない企業の上場廃止につながる規則を提案する方針
中国企業は中国の法律によって、外部監査に必要な書類を国外に提出することが禁じられていると主張しています。

SECは米国の監査に協力できない企業は、投資家に大きな損失をもたらす可能性があると警告しています。

中国コーヒー大手のラッキンコーヒー (NASDAQ:LK)
売上高の改ざんなどの不正な行為が見つかったと発表され、ナスダックでの取引が停止されました。

米証券取引委員会(SEC)は24日、米国の監査基準を満たさない外国企業を米市場から締め出す規制の導入を開始したことを明らかにした。これを受け、25日の香港市場では、米市場に重複上場する中国企業の株価が値下がりした。

米市場に上場する中国企業への監査を強化する法案が昨年12月、トランプ前大統領の署名を経て成立しており、SECの措置は同法に基づいている。

HUYAの合併問題

中国屈指のゲームとeスポーツ向けライブストリーミングサービス、Huya と DouYu が100億ドルを超える規模の合併を発表しました。この合併によって、現在は両社で過半数の議決権を有し、新会社では3分の2を超える議決権をもつことになる Tencent が中国最大のビデオゲーム向けライブストリーミングサービスとなります。

中国当局が巨大プラットフォームの合併に対し待ったをかけた

中国のゲーム動画ストリーミング大手、虎牙(HUYA/NYSE)と闘魚(DOYU/NYSE)の合併計画を巡り、先行き不透明感が浮上している。中国当局がインターネット業界の独占防止に乗り出した

ビッグデータとプライバシー、それに介入する中央当局との対立。どこにでもありそうな感じですが、当局が今回の合併に関し、難色を示しており、両者の合併が理想通りにどうも進まなそうな感じです。これを嫌気した売りが殺到したようです。

バイデン氏の対中強硬路線を如実に強調してきている事も関係しているかなと考えています。

HUYAだけじゃなかった.....。VIPS、BILIも

過去にVIPSという中国株も取引していたのですが、そちらもめちゃくちゃ下がっていたので、こちらについても調べて分かったことを簡単にまとめます。

アルケゴスのポートフォリオの中に、VIPSも含まれていたのではないかと言われています。

BILI 160ドル近辺から100ドル割れ

こちら、先日、香港株での上場を果たしており、上場廃止リスクが下がっており、中国株の中では立ち直りが早い気がします。

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