夕飯前に、空気清浄機のフィルター交換をする、の話

 ダイソンの空気清浄機が言う。
 フィルターの交換をしなさい、と。
 ディスプレイで点滅する交換のマークが、部屋の空気質情報(キレイかどうかのレベル)を遮ってまで教えてくれる。
「いやしかし、オレはなんとしても室内の空気質情報を知りたいのだ!」
 と、情報ボタンを押しても、数秒後にまた遮られる。
 なんて我が強い子じゃ。

 はいはい、交換しますよ。

 ――コウカンヨウノフィルターハ、カッテアルノカ?
 おう、もう買ってあるぜ。

 ダイソンのスマホアプリを使うと、フィルターについて残り何パーセントを使用できるのかがわかる。10%を切ったら買うようにしてるわけさ。
 というわけで、夕飯前にちゃちゃっとやっちゃいます。

 ベトベトシールの封を剥がして箱を開けてから、いったん動画でhow toを確認。

 まずはプラグを抜いて、本体(頭と胴体)に付いているほこりを取っちゃいます。掃除じゃ掃除じゃ。
 拭き終わったら、胴体にある左右のつまみを下ろす。
 これがけっこう堅い。思いっきりやると、その勢いで外れた胴体が、ぼんっと床に転がるわけさ。
 だから、適度に優しく……。
 カシャッと前後胴体が外れたら、その奥の柱をさっと拭く。まぁここで空気を吸い上げてるんだから、埃なんぞ付いていないと思うけど。
 
 次は、胴体に取り付けてあるフィルターを外す。
 これがまじで大変なのさ。 
 上の動画のように、ぽんっと簡単に外れないからね。
 もしかしたら、この動画のメンは怪力なのかもしれんね。
 フィルターの真ん中に、「ここを押してね」っていう解釈ができそうな矢印が描いてあるんだけど、そこを親指でグォ――――ッて押すわけ。冬の乾燥している指だから痛いし、爪が削れるし、胴体の取り付け部が割れそうで怖いし。
 前回もここで苦労したな。
 他の人ってどうやってるんだろうねー。

 ここで写真。
 奮闘してやっと外れました。

ちょっと色がくすんでるね。
フィルターくん、お疲れさま。

 ――アタラシイフィルターヲミツメテドウシタ?
 んー、なぜフィルターの縁のゴムに、こんなにもおがくずのようなゴミがくってついてるのかなって。気になるぐらい張り付いててさ、指で取ろうとしてもうまく取れないし、ポキッと折れるし。
 前回もそうだったから、ゴムのおがくず付着は仕様なんだと思うけど、使う前からゴミが付いてるとなんだか悲しいね。
 
 さて、胴体にNewフィルターをはめ込みましょう。
 動画だと、フィルターに胴体を押しつけてるんだけど、堅いからオレは逆からやります。
 胴体をひっくり返して、その裏側の埃を取り、胴体の穴とフィルターの矢印マークを合わせつつ、その上から押してはめ込む。
 ちなみに、動画のようにカシャっていう音はしないね。
 
 完成された胴体を柱にはめ込むぞ。
 動画だとガチャっていう気持ちのいい音が鳴ってるけど、オレの子はなんも音しない。
 鈍い感触でさ、正確にはまってるのかようわからん。隙間が空いてたら困るから、仕上げに前面と後面を両手でプレス。

 最後にプラグをさして電源オン。
 交換しなさいマークを消すために、ダイソンアプリの設定でリセット。動画はリモコンでやってるけど、ダイソンアプリの方がわかりやすいね。

 綺麗になってうれしいかい?
 今年も花粉シーズン頼みますよ。まじで。

一年間更新がなかったとき、私はこの世にいないかもしれません……。