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必要最小スペック「GeForce GTX 1650 Ti」でビットコインマイニングを試してみた!
ビットコイン・マイニング王国の中国にてマイニング禁止の方針が打ち出されたというニュースを聞いて、これでプールマイニングの効率も少しは良くなるかな?と思い、試しに「GeForce GTX 1650 Ti」というマイニングの必要最低限の要件をギリギリ満たす程度のスペックを積んだ「Dell XPS 15 9500」でビットコイン・マイニングにチャレンジしてみましたw
ビットコイン・マイニングは今回が初めての経験だったので、ググりまくって、試行錯誤しました。
ビットコイン・マイニングを始めるまでの流れをざっくりまとめると以下のような手順になります。
・NiceHashアカウント作成
・NiceHashマイニングツールダウンロード
・Windowsセキュリティの設定調整
・NvidiaドライバーをDCH版から標準版へインストールし直し
・NiceHash Pluginsを片っ端からインストールしてベンチマーク
・MSI Afterbunerでオーバークロックの調整
普段の生活ではやらないことがてんこ盛りで、エントリーハードルが高すぎですねw
ちなみに自分の環境では
ALGORITHM(アルゴリズム):KAPOW
MINER(マイナー):GMiner
CORE CLOCK(コアクロック):+200MHz
MEMORY CLOCK(メモリークロック):+600MHz
という組み合わせが、一番パフォーマンスが良さそうでした。
それでもマイニングスピードは 8〜9 MH/s という事であまり期待できそうもありませんw
ただ、MSI AfterbunerでのGPUのオーバークロックのチューニングは「GeForce GTX 1650 Ti」では正直パフォーマンスの差が微小なので、本当に最適値なのかは不明です。
一つ言えることは最大性能を出すよりも、消費電力とマイニング量のバランスが最良のポイントを見つけるのが良いんでしょうね。
とりあえずNiceHashが公式にGPU別チューニングデータを公開していたので、掲載されている中では一番性能が近しいであろうGTX1660を参考に設定しました。全然パフォーマンスは違いますが…
![スクリーンショット 2021-07-07 7.14.44](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56233302/picture_pc_4ebcdb6bbe4f53a60b646ea78b901517.png?width=800)
明確なのはメモリークロックを一定値以上上げた方が、パフォーマンスが良くはなりそうだなということでしょうか。
そんなこんなでようやくマイニング環境が構築できたので、マイニングを実施してみました。
![スクリーンショット 2021-07-06 170558](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56194869/picture_pc_d9f77d0c9edbf113ecc6907330d62a48.jpg?width=800)
最初の速報値では 0.02589 mTC / Day と出ています。日本円に換算すると99.58 JPY / Day とのことw
しばらく稼働させて落ち着いてくると 0.01603 mTC /Day くらいになりました。
NiceHashのツールではCPUでもビットコイン・マイニングは可能ですが、GPUと比較すると本当に雀の涙程度の性能しか出ないので、オフにしておいた方が電気代が無駄にならないと思います。
それにしても1日100円とはなかなか厳しい結果ですね。電気代考えると損してるんじゃないかとw
動画編集をするには必要十分な性能でも、マイニングをするには圧倒的に性能が足りないんですねえ。正直もう少し稼げるのかと思ってました^^
でもビットコインはボラティリティが激しいので、もし将来ビットコイン価格が10倍になれば1日1,000円の報酬だったということになりますw
いつかそんな日が来ることを夢見て生きていきたいと思います。
でも今回初めてビットコイン・マイニングにチャレンジしてみて、試行錯誤を繰り返しながらも、採掘に成功することができたのはとても良かったです。
いつか現在の半導体不足の状況が改善され、グラフィックボードの価格が落ち着いてきたら、もう少し高性能なグラボでチャレンジしてみようかなとも思いました。
現状、費用対効果が良いとされる「NVIDIA GeForce RTX3080」なんて約25万ですからね。手が出ませんw
それではまた!
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