バイクトータルコストが簡単に計算できる、シミュレーターのつかいかた
Twitterでバイクトータルコスト計算シミュレーターを公開したところ、たくさんの方に反響をいただきました。この記事ではその使い方と、より正確な値を計算するための応用方法などを紹介します。
私は大きな買い物をするときには必ず、いっぱい時間をかけて吟味します。いくらかかるのか、それが本当に自分に必要なのか、周りの人はどう思うのか、悩ましい時間ですが、この上なく楽しい時間です。
そのいくらかかるのかを検討する際に、みなさんがお金かかる要素を全部洗い出して電卓を叩く必要がないように、今回簡易なテンプレート(シミュレーター)を用意させていただきました。
自身の作品を、さっそく紹介します!
はじめに:シミュレーターを起動してみる
まずはシミュレーターを起動してみましょう。
次のリンクをクリックしてシミュレーターを立ち上げてください。
この画面が出てきましたでしょうか?でてきたら、成功です!
・画面表示されない場合
google.com をブロックしていませんか?ブラウザやファイアウォールの設定を確認してみてください。
次に、Googleにログインします。画面右上の青いボタンより、ログインしてみてください。
・Googleアカウントをお持ちでない場合
こちらからExcelファイルのダウンロードも可能です。同じ操作で、同じ機能のものが使えます。以後同じように読み進めてください。
最後に、[ファイル]>[コピーを作成] より新規ファイルを作成することで、利用可能になります!
・[コピーを作成]ボタンが押せない場合
Googleログインしていない場合、コピーを作成できません。
基礎編:シミュレーターを使っておおよその金額を出してみる
シミュレーターには[シミュレーション]と[計算対応表]の二つのシートがありますが、基礎編ではその内[シミュレーション]だけを使います。みなさんに決めていただくのは3項目だけ。順番にご説明します。
①バイクの乗り方を決めよう!
バイクはやっぱり購入したいですか?それとも、レンタルにしましょうか?購入にすると、初期費用だけではなく維持費もかかり、一般的にコストは高いです。しかし、頻繁にレンタルして乗るくらいなら、購入した方がお得ということもあるでしょう。
一概には言えないから迷ってしまうところ、気軽に複数の選択肢を比較できることがシミュレーターの良い点です!迷っている方も、一つ選んで次に進みましょう。
項目を選ぶ際には、セルがドロップダウンリストになっているのでクリックして選択してください
②乗りたいバイクの排気量を決めよう!
バイクは、排気量によって全く別の生き物と言っていいほどその性能も大きさも適しているシーンもコストも変わります!
あなたに最適な排気量を決めるには、あなたの普段の生活から「バイクのある生活」を想像してみてください。おすすめは、バイクカタログをばっと広げて閲覧してみることです。どの排気量帯のバイクにお気に入りが多いか、検討をつけられるはずです!
③免許取得プランを決めよう!
前の項目で乗りたいバイクの排気量が決まったら、取りたい免許の種類を決めましょう。どの免許が必要かは、以下の表を参考にしてください。
免許は今乗りたいバイクの排気量に合わせて考えるのもいいですが、将来的に排気量の大きなバイクに乗りたいと思った時のために、上のグレードのものを取っておく人もいます。お財布と相談して決めましょう...
以上の操作により、全ての計算結果が更新されます!
初期費用と年間維持費が計算されます!
バイクでかかるコストの推移をグラフにしました!
いろんな趣味と比較しました。こう見るとバイクは高くない!?
応用編:シミュレーターを編集してより正確な金額を出してみる
ここから応用編です。応用編では[シミュレーション]の他に[計算対応表]のシートも使います。ここまでかなり丁寧に説明してきましたが、応用編を見ている方ならGoogle Spreadsheet/Excelの説明は省いてもわかるだろうと思いますので、ちょっと早口で説明しますよ〜
なお、シート上では編集して問題ないところ、問題のあるところを示しています。「編集非推奨行」となっているところを変更するとトータルコスト計算の関数が動作しなくなる恐れがあるので、気をつけてください。
対応表の数値を書き換える
計算対応表をご覧いただくと、シミュレーターの裏側、すなわち計算の元となるデータベースが記載されていることがわかると思います。その中で、「これは違うだろう」と思う数値はありますか?例えば、欲しいバイクやバイク用品が決まっている場合、その正確な値段にぜひ書き換えてください。
変数を変えてみる
このシミュレーターは簡単のために3項目を変えるだけで計算できますが、他に3つの変数を設けています。購入時年間走行距離、レンタル時年間走行距離、年間レンタル回数の3つです。燃料代などに関わってくるため、「いっぱい走りたい!」という人は多めに見積もってください。
参考:先輩ライダーの二輪金銭感覚を知ろう
実際かかるお金に関して、このシミュレーターを使うことでだいたい把握いただけたと思います!次に、他の疑問「それが本当に自分に必要なのか」「周りの人はどう思うのか」を知りたいと思いませんか?そんな方は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。大学生ライダーとノンライダーが、いろんな視点から、バイクにかかる費用に感じることを語りました!
もっとバイクの楽しみ方を知りたいという方、また、免許取得に対して背中を押して欲しい人は、ぜひ私たちが作っているコミュニティに参加して、気軽に質問してみてください!
いつかあなたから免許取得の報告をお聞きできることを楽しみにしています!
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