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【バイクの盗難対策】盗まれてから気づいたポイント

こんにちは、大学4年生のリッキーです。
この記事では、バイクのパーツが盗難された実体験をもとに、駐輪場で有効な盗難対策を紹介していきます。
一度盗難に遭うとなかなか車体を元の状態に戻す事ができず、楽しいツーリングにも支障が出てしまいます。
私の失敗を踏まえて、ご覧頂いている方々には盗難と無縁なバイクライフを送ってほしいです。
「バイクの防犯について不安」「原付だから大丈夫」と考えている方は、是非ご覧ください!!

バイクのパーツが盗難された!

私の愛車は、スーパーカブ50ccです。
住んでいたアパートには駐輪場が無いため、歩いて15分ほどの駅前の駐輪場を定期利用していましたが、普段使いはしておらず乗る頻度は月に1、2回でした。

月1のツーリングの写真

あるツーリング帰りの日、チェーンでタイヤを繋いでいたこともあって、カバーを掛けることを怠ってしまいました。
1週間後に施設の方から電話があり「バイクが剥き出しになっている」と教えてもらいました。
訳も分からず、駐輪場に行くと愛車が悲惨な状態になっていました。

追い剥ぎに遭ったカブ

外す事の出来るほぼすべてのパーツが、綺麗に盗られていました。
パーツが剝ぎ取られるなんて想像していなかったので、とりあえず写真を撮ることしかできませんでした。
後からバイクに詳しい友人に聞いたところ「スーパーカブは普及台数が多く、部品単体でもネットで簡単に売れるから目を着けられたんじゃないか」とのことでした。
「とりあえず、車体を駐輪場の柱と固定しておけば大丈夫」と油断していた自分がバカでした、、、

その後は楽天市場やヤフオクなどのオンラインショッピングで、盗られたミラー、シート、レッグシールド、両サイドのケースカバー、エンブレムを地道に揃えました。
私のバイクのパーツもここで売られていたかと思うと複雑な気持ちでした。スーパーカブ50㏄の中でも、年式によって微妙にパーツが違うことをこの時初めて知り、写真だけを見て型を判断するコツも身につけました。
最終的にパーツの費用は全部で3万円ほどかかり、この時が一番堪えました。

1万円近くしたレッグシールド(´;ω;`)

パーツを揃えた後は友人の助けを借りてすべて部品を取り付けました。
適当なネジのサイズと長さを見つけるのに苦労しましたが、久々に見た愛車の本来の姿には感動しました!!

もと通りになったカブ

有効な盗難対策

もう痛い目を見ないよう、ネット記事や二輪業界の方のお話から学んだバイクの盗難対策をまとめました。
今回はライトや防犯カメラの設置など大掛かりな対策ではなく、公共の駐輪場でもできるようなものを中心に紹介していきます。

まず、どの方も必ず強調しているのが「バイク泥棒の気持ちになって考えろ」ということです。
さらに詳しく言うと、
①高値で売れること ②誰にも見つからないこと
がバイク泥棒が大切にする条件です。
私の場合カバーを掛けなかったためバイクの価値が一目でわかり、また深夜は人目に付かない駐輪場であったので①②を満たす最悪な環境をつくっていました。

①高値で売れること
これに対してどのような対策ができるか、一番簡単で確実なのはカバーを掛けることです。中型・大型二輪はもちろん比較的安価な原付でも十分盗まれる可能性があるのでカバーは必須です。
他に物陰や駐車場の奥まったスペースに駐車し、運び出せないようにするという方法もあります。
しかし②の誰にも見つからないことに繋がるので一概には言えません。

バイクカバー(画像引用元:SAKIDORI「バイクカバーのおすすめ19選。耐熱・防水など機能性に優れたアイテムもご紹介」https://sakidori.co/article/867177 )

②誰にも見つからないこと
これに関しては、運び出すまでの労力を大きくする=人目に付く可能性のある時間を伸ばすことで対策できます。
まず効果的なのはバイク用ロックを掛けることです。
またその際、建造物とバイクを固定するアースロックをすることで浮かせて持ち去られる事が防げます。
また地面から浮かせてロックすることで、切断させづらくする効果があります。

アースロックのイメージ(画像引用元:ForR「 バイクを買う バイク泥棒の心理を読み解け!効果絶大バイク盗難防止&抑止術」https://for-r.jp/buy/41952.html

アラーム付きディスクロックも振動を感知しアラーム音を発することで人の目を気にする泥棒を撃退できます。コンパクトで使い勝手も良いようです。
しかし幹線道路や高架下の駐輪場では振動により誤作動を起こす可能性があるので感度を調整できるものが最適です。

アラーム付きディスクロック(画像引用元:RIDE THE GLOBAL「【バイクの防犯対策】アラーム付きディスクロック ABUS Detecto 7000RS1」https://motorcycle-aroundtheworld.com/2020/10/28/abusdetecto7000rs1/

盗難対策用のGPSトラッカーは人目に付かないどころかバイクの場所まで特定される泥棒にとってはやっかいな対策です。
持ち運ぶタグと車体に取り付けるモバイルバッテリーほどの本体が離れると、スマートフォンに通知が届き現在地が共有されます。
バイクの窃盗集団は一度盗んだバイクを別の場所で放置し、取りに来なかった場合に販売・解体作業に移ると言います。
盗難に遭った際泣き寝入りするのではなく、自分からアクションを起こせる対策も重要ですね。

(画像引用元:webike+「『Monimoto7(モニモト7)』があればバイクの盗難対策も万全! 異常感知でスマホに着信するGPSトラッカーでセキュリティ向上」https://news.webike.net/parts-gears/222321/ )

最後に

今回はバイクのパーツ盗難の被害にあった実体験と公共の駐輪場でもできそうな対策を紹介しました。パーツの盗難に関してはとにかくバイクカバーが大切だと認識しています。アースロックをしていたことで車体自体が盗まれなかったことだけが幸いでした。
今後は防犯対策を継続し復活した愛車で楽しいバイクライフを送りたいと思います。

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最後まで本記事を読んでいただきありがとうございました!

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