私の推し活

オタクの姉が居たからオタクに引き込まれて姉を超える重度オタクになって、生活の中心がオタク活動だから数年前までは通帳の残金もカツカツで、でもずっとオタクしてるときがいちばん楽しくて生きてるって感じられました。
中学の時声優が好きだと自覚してから、地方在住でイベントに行くお金もなかったんですが、大学生の時にはじめて大好きな声優さんの地元開催の握手会に行って実際に息をして動いて喋っているのをこの目で見た時がいちばんピークだったな
なんかこう声優さんがこうして私たちファンのために時間を割いてくれて知りもしない女に「ずっと好きでしたずっと応援してます」って言われて「ありがとう」ってマシュマロみたいな手で握手してくれながらクシャッて私だけに笑顔を向けてくれた時に「生きててよかった。私はこの笑顔を見るために今日までを生きてたんだ。ほんとに声優って生きてるし同じ次元に存在してるんだ。」って思った。
私が欲しくて買った円盤とか貢いだ微々たるお金で、今日はちょっと奮発してケーキも付けちゃお!とかできるかもしれないしランチ代にできるかもしれない。あまりにもwin-winすぎると思いました。
DVDやCDを買う度にこれは推しのランチ代と思って買って幸せな気持ちになって、しかもなんとそのDVDやCD内容がいい作品ばかりなんですよ。こんな幸せなことがあっていいのかとさえ思いました。

声優がラジオとかイベントのフリートークで生活感出す度にああ生きてる…生きてる人間だ…って幸せになりました。いい歳して2次元に金を出すなんて考えられない恥ずかしいって親に思われていたのが嫌でした。
作り上げられたものは色んな人の気持ちや時間やお金や命が費やされた魂の結晶です。誇るべき日本の文化です。作品にはいろんなメッセージが込められています。それを読み取れる人間になりたい。そこから学べる人間でありたい。

今は2.5次元を中心に推し活しつつ、少しだけアニメを見つつ、漫画を買い漁ってるけど、作品の先、作り上げてくれている人間の生を微力ながらも支えられる、作る側も消費者側もwin-winとなれる推し活であるといいなあと私は思っています。

各々が無理のない程度に。
私も無理のない程度に製作者たちを応援していきたいです。

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