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「ポテチの道は畝立てから」

はたけ会議2023の第一回目の全体作業日でした。

2組の新メンバーさんと、2人の見学者さんが来てくれて、にぎやかなはたけ風景となりました。

天気にも恵まれました。きもちいい

今日のメイン作業はじゃがいもの定植(ていしょく)。

種イモは事前にメンバーさんがカットしておいてくれたものを使います。

100kg分の種イモ。多分めっちゃ時間かかったと思う。

今回の種イモは「男爵」と「とうや」と「キタアカリ」。3種類を100kg購入しました。

愛知県では、じゃがいもは1年に2回育てることができます。前回の夏に植えた時は種イモのカットをしませんでしたが、春じゃがいもは種イモの傷みが起こりづらいので、種代節約のため、基本的にカットをしての植え付けとなります。

まずは畝(うね)を立てるところから。

なぜ畝を立てるのか。なぜこの畝幅なのか、なぜこの畝の高さなのか。いろいろを試行錯誤しながらの畝立てになります。「畝」ひとつとってもいろいろな思いが入るので奥が深いです。ネットで検索すれば「〜cmで」など簡単に見つかりますが、それ以上に意味が深いのが栽培です。

ちなみにぼくらがやっているはたけ会議の所在地、愛知県のあま市でぼくが現在たどり着いているのは、じゃがいも栽培の場合は低い平畝(ひらうね)、幅は土寄せをする前提で50cmほどがベストかな、となっています。乾燥しやすく、水はけが悪い、少しクセのある土質なので、溝をしっかり切り、土寄せをしっかりやる方法でやっていきます。

今回、種イモは切り口が上に向く方法(芽が下に向く方法)でチャレンジしてみました。前回はその逆でした。

芽を上に向ける一番のメリットは「早く芽が出る」で、芽を下に向けるメリットは、「芽が出るまでにストレスがかかるので、丈夫な芽になりやすい」というものがあります。

自分自身でやっている農園では、芽を上に向け、より早く芽が出るようにし、初期除草と土寄せを早いタイミング行えるようにします。

はたけ会議では、全体での作業日が月に2回なので、適期の作業が難しくなります。なので、今回は「芽の力」に期待してみようと思います。

さすが100kgの種イモ。午前中の作業だけでは終わらず。残れる人で午後も続きを。(通称:個人練)これだけの量を終わらせようと思うと、人数がいてもやっぱり大変。次はこれらの除草と土寄せが待っていますので、みなさん心の準備をお願いいたします。

おいも用に畝を掘ってたら出てきたにんじん。おみやげ。

はたけ会議では、2023年の新規メンバーを募集しています。まずは見学からお越しください。

お問い合わせはこちらまで。

info.torutaberu@gmail.com

はたけ会議、スギヤマでした。



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