惣領冬美先生 『チェーザレ 破壊の創造者』完結記念 私のチェーザレ・ボルジア

わたしのバイブルでもある「チェーザレ 破壊の創造者」

先日、NHK文化センターで行われた
『チェーザレ 破壊の創造者』完結記念 私のチェーザレ・ボルジアに行ってきた。


惣領冬実先生が登壇した時点で涙がでてきた。

あんなにも素晴らしい作品を
生み出してくれた方が目の前にいる
そうおもったら目頭が熱くなった。

先生のMARSやTHREEも大好きな作品だから
より感動したの!


先生のお話をメモをとりたいのに
手が震えてロクに字が書けない状態
自分がこんな風になるとは思わなかったw


先生を目の前にして、1人で緊張していた。


チェーザレ・ボルジア は本当に素晴らしい
漫画だけどそこにはたくさんの「哲学」がある


哲学が散りばめられている


先生のお話は
作品のこのシーンは資料があり
このシーンは自分の妄想である
など、作品の裏話を聞いている感覚であった


膨大な資料を元に書かれていることに感動した。


先生の好きなシーンは
枢機卿の投票のシーンとのこと。
描いていて楽しくて
本当は書くことではなかったけど
投票の資料がでてきたから
急遽書くようにしたとのこと。

先生が好きなチェーザレのシーンは
わたしも同じだったのもすごくうれしかった!!!


アンジェロがローマに旅立つときに
チェーザレと一緒に遠乗りをしたシーン

ピサの海岸を眺めながらチェーザレが

「神は人間に迷いを与えた」
「だが自然には迷いというものがない」
「相手が誰であろうと容赦なく厳しく 時に優しく そして美しい」

このセリフに感動したの。

はぉ〜もう、書きたいことがたくさんあるのに
なんて書けばいいのかまとらないほど、興奮してます。

歴史がこんなに面白いだなんて!
惣領冬実先生のおかげです。

漫画は哲学だ。

漫画家や小説家、歌など 創作する人アーティストたちの
創造力、膨大な資料調べ、リサーチ力、継続力、すべてに尊敬の気持ちしかない。


本当に本当にありがとうございます。

これ以上のことばが出てきません。
(語彙力のない自分が歯痒い!!!!)

先生の作品に出会ったからこそ
歴史をもっと知りたいと思ったし
学びたいと思った。

そして、悔しくなった。

なんでもっと頭がよくないんだろう?
もっと頭がよくなりたい。って思った。
もっと表現できるようになりたいと思った。
才能ある人みると
すごいと思う反面、悔しくなる。
なんで、自分にはその才能がないのかと…
情けない気持ちにもなる。

でも、
素晴らしい作品や言葉、景色などに感動できる
自分に感謝する。

感動できるということは身体も心も健やかな証拠だ。

また、
人は心の底から出てくる
知的好奇心でなくては本当の意味で知識ならないとも感じた。

いくつになっても
知的好奇心を持って
自分に素直に生きる


最後に惣領冬美先生がチェーザレの続編を描いてると言って
楽しみが増えた今日でした!!!!

さて、またチェーザレ1巻から読み直そう♪


少女マンガも歴史ものマンガも大好きだ!

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