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【金融→AIスタートアップ AIエンジニア集団の中で技術営業の最前線に立つまで】Bizdev 八ツ井俊佑

neoAI公式noteでは、働いているメンバーの紹介をしています。

メンバー紹介第4弾は、neoAIに1人目Bizdevとして今年3月に入社、現在はPresalesメンバーとしても活躍する、八ツ井俊佑(やつい しゅんすけ)です。

事業調査・新規事業開発のインターンを行った後、neoAIに2023年3月から1人目Bizdevとして参画。
技術側のバックグラウンドはなかったものの、現在は、技術営業として、千葉・寺澤ら経営陣に並んで、クライアントの方々に提案・コンサルティングを行うなど、neoAIの事業推進に欠かせないメンバーの1人です。

本稿では、八ツ井のneoAIに入るまでの経緯や、エンジニア以外の業務でneoAIで働く魅力について聞いていきます。

neoAI1人目のBizdev

- neoAIに入るまでの経緯を教えてください。
大学は経済学部の金融学科です。選んだ理由としては企業の経営に元々興味があったからです。経営の結果や方針が色濃く出るのがファイナンスの部分だと思って進学しました。
その後、学生の立場から経営やビジネスの現場を見たいと思うようになり、起業にも少し興味があった関係で、大学2年生から、大学の先輩が起業した会社で事業調査・新規事業開発のインターンを始めました。その先輩は在学中に起業して現在3事業目を手掛ける連続起業家で、その人の元で働くことは非常に学びがありました。その中で1年ほど働く中で、4事業の立ち上げに参画できたのはとても貴重な経験だったと思います。またマーケティング支援事業を立ち上げた際には、右も左も分からない状態で300件近くテレアポをするなどかなり気合を入れて働いていた記憶があります。事業開発のノウハウや最後までやり抜く力など、ここで得た経験は今の業務でも生きています。

このような形で仕事をする中で、ちょうど2023年の始め頃から生成AIのブームだったこともあり、高校同期である小林に、調査の一環として話を聞きに行ったことがneoAIの事業内容を知るきっかけでした。以前から、AIエンジニアの小林・大槻から、高校・大学と同期なこともあり、neoAIのことは小耳にはさんでいましたが、話を聞いている中でneoAIの事業が面白そうだし、小林や大槻が働いている様子が楽しそうだと思い、neoAI自体に興味を持つようになりました。
(小林のnoteは以下から)

- neoAIのどのような部分に興味を持ったのですか?
松尾研発×生成AIという最先端でホットな領域であることがまず魅力でした。また、AI系の会社は技術系の実務経験が無いと入れない会社が多いと思っていたので、エンジニア経験が無くても入社できる会社はレアだと思ったのも理由の1つです。最先端な環境の中で、自分が今までビジネス領域で培ってきたことを生かせるのはないか、と思いました。
また、学生生活の最後の1年をどう過ごそうかと思ったときに、新しいことへの挑戦を、楽しく働ける環境で行えるのは非常に魅力的でした。

前オフィスでの様子

- 入社する前と後で、neoAIに対してのギャップはありましたか?
入社する前から、Dream Icon等を見ていて、技術力がとても高いという印象がありました。入社してからもエンジニア力の高さには驚かされるばかりですが、スタートアップにも関わらずしっかり黒字経営で、経営目標等も数値としてとても明確なのは、今まで他のベンチャー企業で働いていた身からすると意外性がありました。


- 入社してから半年になりますが、現在はどのようなことをやっているのですか?
技術営業とコンサルティングをやっています。企業によって、事業内容はもちろん、抱えている課題や社内の体制まで全て異なります。その中で、どうしたらお客様にとってより適切な生成AIソリューションを提供できるかを考えるのがとても面白いです。いかに、先方の課題ややりたい事を掘り出すかも重要なので、ある意味ゲームのような要素もあるかもしれません(笑) 戦略図をえがくだけではなく、その実行のどちらも関わることができて、良いバランスで仕事ができているなと思います。
また前職でやっていた新規事業立案とは異なり、クライアントのメイン事業がある中で、自分たちのソリューションをどう提供すればクライアントの利益向上につながるのか、という部分を意識するようになったのは、大きな変化であり面白いポイントです。

- neoAIで働く面白さは何だと思いますか?
自分たちがどうやって事業を伸ばすことができるのかを当事者として日々考えて、実行に移せる点が面白いと思います。創業1年で、全員が事業にしっかりと密にかかわって成長している環境だからこそ、このような経験ができていると思います。他の学生インターンではまずできないようなことをできているのはありがたいことであり、とても楽しいです。
クライアントの方と話す機会が多くあるのでとても刺激になります。上場企業の取締役レイヤーの方々とお話させていただく機会も多々あるのですが、一流外資企業などにいても勤続年数が長くないと直接話せないような方々と、直接ディスカッションできているのは本当にありがたいことです。

- neoAIの雰囲気はどうですか?
一丸となって事業に向かっていく雰囲気がいいなと思います。プロジェクトの中でジュニア~シニアのメンバーまで、優秀なメンバーと目標に向かっている感覚は、文化祭のような楽しさがあります。
メンバーはみんないい人で、仕事面で言うと素直で優秀な人が多いです。生成AIは技術の移り変わりが激しい中で、すぐに最先端技術をキャッチアップして事業に転換できているのが本当にすごいと思います。
また、入社した当初から居心地が良かったのもneoAIに入ってよかったことの1つです。みんな飾らず明るい雰囲気で、時にお酒を片手に語らう時間もとても楽しいです。

社内向けオフィス移転パーティーの様子


- neoAI1人目のbizdevでの入社でしたが、エンジニア集団の中で働いている感想を教えてください。
単純な感想としては、「エンジニアすごい」の一言に尽きます(笑)
自分で考えていると「こういうことができそう」ということに終始してしまいがちですが、neoAIのエンジニアはやりたいことをしっかり形にして、その上で利便性などの部分までしっかり詰めて考えられます。

- その中で自分の役割はどう捉えていますか?
自分はあくまでもやりたいことドリブンで話をするべきだと思っています。一般的に、技術側の人間は「できることベース」で話す人が多いのかなと思っているんですが(neoAIのエンジニアは両面から考えられるエンジニアが多いですが)、ビジネス側の人間は相手のやりたいことが本当にそういうことなのか?課題をしっかりと捉えられているのか?ということをしっかり考えることが大事だと思っています。できることから少し外れた意見も重要だと思うし今後も積極的に発言していきたいです。

エンジニアメンバーとのミーティングの様子

- neoAIで働き始めてからの自分の変化はありますか?
1つは、自分のした仕事が本当に価値を生んでいるのかを強く意識するようになったことですね。neoAIのカルチャーの1つにバリュードリブンという言葉がありますが、社外でも提案先の企業の方と話す時にその提案の良し悪しが反応でダイレクトにわかります。なので常に自分が試されているなと感じます。
また、相手方の企業方針と実際の事業現場を結び付けて、経営層・現場の両視点から見れるようになったのは大きいです。提案に向けてのリサーチももちろん重要ですが、実際に大企業の取締役レベルの人などから話を聞くと全然解像度が変わってきます。
日本のビジネスの第一線で活躍されている方々からお話が聞けるのは自分の大きな糧になっていると同時に、リサーチに対するプレッシャーもかなり大きいです。提案に臨むまでに、その業界に対する事前知識がないと話についていけずその場にいる意味がなくなってしまうので。
また、今まではbizdevが1人だったので、ビジネス領域に関しては誰にも負けちゃいけないというプレッシャーで、身が引き締まる思いで働いています。大変さもありつつ、今まで楽しんで働いてこれているのは、人間関係に支えられているからだと思います。社外だと、クライアントの方々から「そういうAIの使い方があるんですね」等とおっしゃっていただけるとやりがいを感じますし、社内でも優秀なメンバーと共に働けて、社会に価値提供できているなと感じる場面が多いので、モチベーションになっています。

- 技術系のバックグラウンドがないところからのスタートでしたが、エンジニアメンバーやクライアントの皆さまとディスカッションをしている姿が印象的です。技術営業に行くまでのキャッチアップで、意識していたことはありますか。
一番大きいのは、AIの技術についての理解で、①できる・できないの〇×がつけられるようになる、②どういう技術を使えば何をできるようになるか、の大きく2つのレイヤーにこたえられることを常に意識しています。
また、ITコンサルのような立場でクライアントの皆さんと向き合う経験が無かったので、CEO千葉やCOO寺澤とミーティングにとにかく同行しキャッチアップをしました。2人のすごいところは、クライアントからの質問に答えるだけではなく、さらなる選択肢を即座に出せることだと思います。もちろんテク側の深く広い理解も尊敬すると同時に、追いつかなければという気持ちです。
(COO寺澤のnoteは以下から)

- 今までの経験はどのような形で生きていますか?
今までは事業調査なども行っていたので、リサーチの仕方や提案に必要な情報の取り出し方などの勘所がパッとわかるのは前の経験が生きてきているなと思います。
他にやっていてよかったなと思うのは、数字を見ながら事業を理解することと、定性的な面で言うと自分で仕事を作るという意識があったことですかね。前職もリサーチなどは自分1人で仕事を行っていたので、組織の中で何を求められているのか、どうやったらバリューを出せるのか、という部分は常に考えていました。その経験は、neoAIで1人目bizdevとして、営業からコンサルまで求められていることが幅広い中で、とても生きたなと思います。

- 逆にやっておいた方がよかったなと思うことはなんですか?
足りなかったと思うのは数字に対する感度が十分ではなかった部分です。
企業の中でどの事業がどれくらい売上を上げているのか、市場の反応などを数字と共に見ている必要があったと思います。その部分の客観的な情報を知っているか否かで、技術営業における説得度合が大きく変わります。今もその部分は足りないなと思うので意識していきたいです。

neoAIの本棚には技術書以外のビジネス本も多くあります


- neoAIの中で今後成し遂げたいことはなんですか?

クライアントの皆さまと向き合うための知識をキャッチアップすることはもちろんですが、今後はマネジメント力も強化していきたいです。新たにメンバーが増える中で、その人の優秀なポテンシャルをしっかり引き出せる土壌づくりの技量が自分にはまだ足りていないなと痛感するので。
あと、提案力はいくらあっても足りない部分だなと思います。生成AIはクライアントの方々にとっては馴染みのない領域なので、生成AIのインパクトをいかに分かりやすく伝えるかが非常に重要だと思っています。そのためには、技術力の理解はもちろん、事業内容や社内体制まで気を配り、よりロジカルに刺さる提案をしていきたいと思っています。

- 今後のキャリアの中で、neoAIの経験はどう生きてくると思いますか?
今おこなっている、AIを武器にクライアントの方をサポートするという仕事は、他の業界に行っても、何かの武器を持ってクライアントにインパクトを与えるという構造は変わらないと思います。なので今行っている経験は、どの仕事でもすごく生きてくる経験だと思います。
また、テクについてある程度理解が深まっているというのは、業界問わず、いち社会人として会話するときに生きると思います。生成AIのブームと共にneoAIに入社してガッツリコミットしたので、会社がぐんと伸びる部分を実際に見ることができたのは、将来起業するしないに関わらず、とても良い経験でしたし、将来にも必ず役に立つと思います。

- 最後にneoAIに興味がある方に向けてメッセージをお願いします。
AIは、以前はハードルが高いイメージでしたが、生成AIの進化によって非エンジニアでも活躍できる場が増えてきました。neoAIはエンジニアの技術力が強いからこそ、ビジネス職が輝ける環境が整っています。ビジネス職は業務でコードを書くことはあまりありませんが、技術に常に触れキャッチアップをし続けなければいけない環境なので、営業技術以外でも、勉強することばかりで毎日が刺激的です。
技術力ではエンジニアに及ばないからこそ、ビジネス職にとって重要なのはとにかく気合だと思っています。時に大変なこともありますが、楽しくて信頼できる仲間となら一緒に頑張れる環境がneoAIにはあると思います。このような環境を楽しめる方はneoAIに合っていると思いますし、そういう方とぜひ一緒に働けたら幸いです。


株式会社neoAIでは一緒に働く仲間を募集しています

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