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【自問自答ムンプラ】講演会③「試着は自分のための社会科見学です」

いよいよアーカイブ視聴期限が迫ってきた自問自答ムンプラ講演会。
今回は自問自答パートの気づきをまとめてみます。

第3回はアーカイブで視聴しました。

気づき➀試着は何のためにするのか

私にとっての試着は「似合うか」「質感はどうか」など実物を目にするもの、着てみるのもので購入が前提となるものでした。

あきやさんの幻冬舎大学での講演会では行動すること(PDCAサイクルのⅮ)が試着と定義付けられていて、ファッションに対する経験値を上げるためにも好き嫌いに囚われず試着してみることを勧めています。

今回、あきやさんは試着を購入を目的とせず「自分のための社会科見学」と位置づけ、臆せず試着してみるように促してくれています。
そこでチャレンジ中だった靴探しの旅でやってみました。

私の足は幅狭で、パンプスを履くとパカパカしてしまうほど踵が小さいため足にピッタリ合う相棒シューズ探しに難航していました。

自問自答ガールズとしてはあきやさんのお勧めの通り高価格帯の靴から試着してアイテムの良さを知ってからお手頃な価格帯の靴と比べていくべきだったのですが、とにかく足に合う靴を手に入れたかったので手を出しやすい価格(それでも当時の靴よりも価格帯は上でした)を中心に幅狭足さん御用達のお店などを含めて探し始めました。

試着に慣れてきてからはハイブランドの靴も試着するようになりました。
私の場合はこの方法が合っていたようで、試着を通して自分の足に対して知識が増え、ハイブランドの雰囲気に負けることなく経験値を少しずつ上げられたことを実感として得られました。

知らない世界、ましてやハイブランドへの入店はハードルが高いですよね。
その意味で、少し「場慣れ」してきてからの試着では臆することなく楽しめました。

あきやさんとムーンプランナーさんのショートコントにもあったように、目的の靴から店員さんお勧めの靴、目に飛び込んできた普段なら選ばないような靴まで試着をし、自分の気持ちと足に合う靴を見つけることができました。


現在は香水探しの旅で「社会科見学」と割り切って、臆せず試着(香水を付けるから試し付け?)をして自分らしい香水を見つけたいと思っています。

毎回ひとつ簡単なゴールを決めて「場慣れ」していっているところです。


【まとめ】
試着は買うことが前提ではなく、体験すること
(試着前)
・試着しやすいように脱ぎやすい服や靴で行く。アクセサリーは控える(合わせてみたいなら収納できるようにしておく)
・洋服は上下合わせて試着する(同じブランドで合わせるのが一番!)
(試着中)
・マスクを取って試着する
・試着室から出て大きな鏡で離れたところから全体を見る
・試着した自分の姿に見惚れてみる
・電流が流れたら(自分にスポットライトが当たっているように感じたら)それが相棒アイテムになり得るものだという合図
・試着時には体を動かしてみる
(試着後)
・きちんとお礼を言う
・目的(雰囲気を味わう)を達成したら早めに退店する


気づき②試着のために準備が必要

考えてみれば当然ですが、試着は計画を立てることから始まります
どこで何を試着するのかを決めなければ、お店に行っても店頭の品を眺めるばかりだし、欲しいアイテムがあるお店に行ける確率も下がるからです。

そもそも「旅行に行く」には行き先を決めるところから始まりますよね。
試着の「旅」というぐらいですから、目的を持って行くようにします。

旅行に行く前にどこで何をするか計画を立てるように、どのお店でどんなアイテムを試着するかを決めておくのは、靴探しの旅でもよくやりました。

ただ、私の場合は一度の試着の旅で目的のお店がひとつということがほとんどでした。もともと「用事で出かけたついでに別の用事も一緒に片付ける」ということが苦手なのですが、一度に複数店舗を回るのは性格的にも身体的にも疲れてしまうのです。

初めて会う店員さんとのやり取りの緊張感に加えて、一度に数をこなすと試着時の感度も下がってしまうので、効率的ではありませんが「ここに行く!」と決めたお店以外は気力や体調が良かったらという追加案(ルート)として取り組むようにしています。

お店を出るときには身体はグッタリ、でも試着の高揚感が残っていてうまくバランスが取れないことがあるので無理はしないようにしています。


【まとめ】
・面倒くさがらずに出かけるコツは「朝から喫茶店 → 午前中にお店へ」
・店員さんには自分から声をかける
・洋服より靴・バッグや小物からチャレンジすると試着しやすい。


気づき③試着後の記録を残す(アウトプットの効果)

試着という経験を、その場の感覚だけでなく文字化して残しておくことで後に役立つことが多々ありました。

特に相棒シューズ探しでは行動記録をnoteにまとめていたので、前回から期間が開いてもすぐに状況や当時の感情などが蘇ってきて良かったです。

あきやさんのいう「社会科見学」というのが言い得て妙で、試着という行動前後の記録を取っておくためにじっくりと下調べをしてから試着を体験し、その経験から後日思い返して考えることもできました。
個人的な内容ではあるけれど第三者の目線で冷静に考えることもでき、アウトプットには一石二鳥以上の効果がありました。


アウトプットの方法は人それぞれだと思います。
誰にも見られないよう個人的に日記などに残す(クローズド)のも良し、敢えてオープンにするも良し。それぞれ一長一短がありますね。

私は当初クローズドでアウトプットしていましたが、自分のモチベーション維持のためにオープンにすることにしました。
ただ、遅筆なこともあり、消えて行ってしまう感情だけはできるだけ早くアウトプットして残しておきたいのでいったんtweetして、後日noteにまとめるという方法に落ち着きました。

アウトプットするまでが試着」と捉えて、これからも臆せず試着し、経験を文字化して積み重ねていこうと思います。


以前の私は、店員さんを「その商品を購入するための手続きをしてくれる人」という程度にしか認識していませんでした。
でも自問自答活動を通して、試着のたびに店員さんにお手伝いいただき、ときには商品についての説明を受けられたり、またサイズ感やコーデなど個人的なアドバイスをくれる相談相手だと思うようになりました。
社会科見学に例えると、旅のガイドさんですね。

試着を重ねることで店員さんとおしゃべりしながらファッションについて好き・なりたいの自己開示が少しずつできるようになり、そのアイテムについて経験値が上がっていくのを感じられ、楽しいと思えるようになりました。

これからも自分のペースで試着を楽しみながら自問自答を重ねて私らしい制服を作っていこうと思います。

あきやさん、ムーンプランナーさん
素晴らしい機会をありがとうございました。
次の講演会を楽しみにしています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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