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今日は昨日の延長線上に、明日は今日の延長線上に。

あけましておめでとうございます。

大晦日、198人目のナレーション原稿を書いて、99歳のおばあちゃんをお見送り。良い仕事納めをさせていただきました。

そして、おそらくこのあと、今日の通夜~明日の葬儀の仕事の手配が来ると思われます。ありがたいことです。

年末になると、1年の総括をしたり、年始になると新年の目標を立てたりするものです。それなりに毎年、私もそんなことを考えてはいるのですが、会社勤めでもないし、自分の中にそれをしっかり持ち、自分で反省なり次に生かす手立てを考えることができれば、具体的なことは、とくに公言する必要もないのかなと思っています。

結局、その1年の結果を背負うのは自分自身なので。

2週間もすれば忘れてしまうような総括や目標を口にするより、日々心にとめていることが、ことし1記事目のタイトルになっています。

今日は昨日の延長線上に、明日は今日の延長線上に。

この言葉には、続きがありますよね。葬儀に携わっていれば、きっと想像がつくと思うのですが

ただし、明日は必ず来ると約束されているわけではない。

ということ。頭ではわかっていても、なかなか自分ごとにならないこと。それでも、毎日、どこかで懸命に生きてきた誰かの人生に触れることで、現実として受け取る回数は、人より多いわけで。

では、それを踏まえてどうすればいいのかと考えても、良いアイデアが生まれるわけでもないのです。

今日は昨日の延長線上にしかない。

今まで生きてきた自分の延長線上に、明日以降未来の自分が映し出されるだけ。先のことを今、思い詰めてもどうにもならないし、私なりに今日を「今までで一番」にするべく、努力するしかないのかな、と。

そんな、ややこしくて曖昧でめんどくさそうなことを考えている新年の幕開け。こんな記事を、元旦早々、わざわざ読んでいただいた方々が、健やかな年明けでありますように。


2024年元旦 年輪企画室 室長兼現場作業員

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