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「宗教(キリスト教以外)」関連書レビュー

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キリスト教以外の「宗教」関連書のレビューを集めました。 後日、整理の予定です。
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#宗教学

マルコ・ベロッキオ監督 『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』 : 何が…

映画評:マルコ・ベロッキオ監督『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』(2023年、…

年間読書人
3週間前
12

リンク集「キリスト教(プロテスタント+α)」関係レビュー

(※ トップの『証し』は新旧共通。「ルター(宗教改革)以前」は「カトリック」の方に含めま…

年間読書人
2か月前
5

リンク集「キリスト教(カトリック+α)」関係レビュー

(※ トップの『証し』は新旧共通。以降は大雑把に、「異端」「歴史」「思想」「事件」「教皇…

年間読書人
2か月前
4

加藤隆 『キリスト教の本質 「不在の神」はいかにして生まれたか』 : 身も蓋もない…

書評:加藤隆『キリスト教の本質  「不在の神」はいかにして生まれたか』(NHK出版新書) ま…

年間読書人
6か月前
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池田大作の死 ・ ある虚妄の終焉

一昨日から二泊三日(2023年11月16日〜18日)で北海道へ行ってきたが、その前日から、良かれ悪…

年間読書人
6か月前
21

山城むつみ 『文学のプログラム』 : 危機に立って思考する。

書評:山城むつみ『文学のプログラム』(太田出版→講談社文芸文庫) 山城むつみを読むのは、…

年間読書人
7か月前
12

魚豊 『チ。―地球の運動について― 』(2) : 開かれてあることの「勇気」

書評:魚豊『チ。―地球の運動について― 』第3集〜第5集(BIG SPIRITS COMICS・小学館) 第2集までを読んだ感想については、下のレビュー「「知」への止みがたい欲望と希望」に書いたとおりで、テーマとしては興味深いものの、マンガとしては「いかにもマンガ」な「熱血もの」という印象があり、「まずまずかな」というものであった。 それで、最後(第8集)まで読むかどうかは、ひとまず続きの3巻分を読んでみて決めることにしたというのも、同レビューに書いておいたとおりである。

宏洋 『神になりたかった男 回想の父・大川隆法』 : カリスマ依存は終わらない

書評:宏洋『神になりたかった男 回想の父・大川隆法』(幻冬舎) 今年(2023年)3月2日、宗…

年間読書人
7か月前
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ジャンフランコ・ロージ監督 『旅するローマ教皇』 : 「信仰」の力とは

映画評:ジャンフランコ・ロージ監督『旅するローマ教皇』(2022年・イタリア映画) 教皇フラ…

年間読書人
8か月前
15

京極夏彦 『鵼の碑』 :丸くなった京極堂、 暴走しない木場、 粉砕しない榎木津

書評:京極夏彦『鵼の碑』(講談社ノベルス) 17年ぶりの「百鬼夜行シリーズ」だという。今で…

年間読書人
8か月前
19

ロバート・A・ハインライン 『異星の客』 : 「ひとの子」 という言葉

書評:ロバート・A・ハインライン『異星の客』(早川SF文庫) 最近では耳にしなくなった表現…

年間読書人
9か月前
21

ベネディクト・アンダーソン 『想像の共同体 ナショナリズムの 起源と流行』 : 「国…

書評:ベネディクト・アンダーソン『増補 想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行』(NTT出…

年間読書人
10か月前
33

ウィリアム・フリードキン監督 『エクソシスト』 : 知的劣化版としての 『ヴァチカン…

映画評:ウィリアム・フリードキン監督『エクソシスト』(1973年・アメリカ映画) & ジュリア…

年間読書人
11か月前
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しまだ 『ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~』 : 私は 「ママ」を愛する。

書評:しまだ『ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~』(KADOKAWA) 今で言うところの「宗教2世」による「エッセイ漫画」だが、そんな時事的話題性にはとどまらない、「名著」と呼ぶべき傑作である。 すでに5年も前の本だが、多くの読書家に、強く強くお勧めしたい一冊だ。 本書については、刊行翌日である「2018年4月5日」に、Amazonカスタマーレビューへ、短文のレビューをアップした。 私が、「note」を始める前のことであり、この短文