マガジンのカバー画像

「宗教(キリスト教以外)」関連書レビュー

328
キリスト教以外の「宗教」関連書のレビューを集めました。 後日、整理の予定です。
運営しているクリエイター

記事一覧

ジャン=リュック・ゴダール 『ゴダール 映画史』 : 「美的レジスタンス」としてのゴ…

書評:ジャン=リュック・ゴダール『ゴダール 映画史(全)』(ちくま学芸文庫・2012年) ゴ…

12

ショーン・ダーキン監督 『アイアンクロー』 : 「家族愛と強くあること」の呪縛

映画評:ショーン・ダーキン監督『アイアンクロー』(2023年・アメリカ映画) 1960年代から70…

年間読書人
11日前
11

リンク集「キリスト教(プロテスタント+α)」関係レビュー

(※ トップの『証し』は新旧共通。「ルター(宗教改革)以前」は「カトリック」の方に含めま…

年間読書人
2週間前
4

リンク集「キリスト教(カトリック+α)」関係レビュー

(※ トップの『証し』は新旧共通。以降は大雑把に、「異端」「歴史」「思想」「事件」「教皇…

年間読書人
2週間前
3

リンク集「日本のドキュメンタリー映画+α」関連レビュー

(※ 日本のドキュメンタリー映画、実録映画、実話映画と、関連書のレビュー等を収録していま…

年間読書人
4週間前
3

リンク集「海外ドキュメンタリー映画+α」関連レビュー

(※ 海外のドキュメンタリー映画、実録映画、実話映画と、関連書のレビュー等を収録していま…

年間読書人
4週間前
5

大谷能生 『〈ツイッター〉にとって美とはなにか SNS以後に「書く」ということ』 : 「書く」ことにおける 自己「疎外」の必要性

書評:大谷能生『〈ツイッター〉にとって美とはなにか SNS以後に「書く」ということ』(フィルムアート社) まったく知らない著者であったが、タイトルから、てっきり「ネット言論」についての本かと思った。私は、ツイッターについては「永久追放」の身で、もう3年あまり縁がない。だが、ツイッターの名前も「X」変わったことだし、ちょっと読んでみるかと軽い気持ちで手に取ったのが、間違いだった。一一難しかったのだ。 中身をちょっと確認したら、かなり歯応えがありそうな本だとわかったはずなのだ

リンク集「ニック・ランドほかと日本の現代思想家+α」関連レビュー

【扱われる主な思想家・哲学者】(※ 収録順) マーク・フィッシャー、ニック・ランド、マルク…

年間読書人
1か月前
10

リンク集「思想・哲学+α」関連レビュー

【扱われる主な思想家・哲学者】(※ 収録順) プラトン、ジョン・ロック、デイヴィッド・ヒュ…

年間読書人
1か月前
6

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 『たったひとつの冴えたやりかた』 : 「強く気…

書評:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた』(ハヤカワ文庫)…

年間読書人
2か月前
10

『ジャン=リュック・ゴダール/遺書 奇妙な戦争』 : 信者向けの遺書

映画:『ジャン=リュック・ゴダール/遺書 奇妙な戦争』(2022年・フランス・スイス合作映画…

年間読書人
2か月前
19

岸政彦 『断片的なものの社会学』 : ラノベ的な「ライト学問」

書評:岸政彦『断片的なものの社会学』(朝日出版社・2015年刊) 本書は「紀伊國屋じんぶん大…

年間読書人
2か月前
25

小津安二郎監督 『風の中の牝雞』 : 「批評的深読み」 とは何か。

映画評:小津安二郎監督『風の中の牝雞』(1948年・モノクロ作品) 小津安二郎の戦後第2作目…

年間読書人
2か月前
10

溝口健二監督 『残菊物語』 : 忘れさられた「身分差別」

映画評:溝口健二監督『残菊物語』(1939年) 溝口健二の作品を見るのは、これが3作目なのだが、実はこのレビューを書き始めるまで、前の2作のことは、すっかり忘れてしまっていた。要は、面白いとは思わなかったので、記憶から消えていたのであり、私は本作『残菊物語』が、初溝口作品のつもりで見たのである。 溝口健二を見るきっかけは、映画評論家の蓮實重彦が溝口を「日本を代表する映画監督」だと書いていたからで、それなら代表作の1本や2本は見ておかないといけないなと思い、最初に見たのが、