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大谷能生 『〈ツイッター〉にとって美とはなにか SNS以後に「書く」ということ』 : 「書く」ことにおける 自己「疎外」の必要性
書評:大谷能生『〈ツイッター〉にとって美とはなにか SNS以後に「書く」ということ』(フィルムアート社) まったく知らない著者であったが、タイトルから、てっきり「ネット言論」についての本かと思った。私は、ツイッターについては「永久追放」の身で、もう3年あまり縁がない。だが、ツイッターの名前も「X」変わったことだし、ちょっと読んでみるかと軽い気持ちで手に取ったのが、間違いだった。一一難しかったのだ。 中身をちょっと確認したら、かなり歯応えがありそうな本だとわかったはずなのだ