岸政彦 『断片的なものの社会学』 : ラノベ的な「ライト学問」
書評:岸政彦『断片的なものの社会学』(朝日出版社・2015年刊)
本書は「紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞」作品であり、ベストセラーにもなった本である。
私も「紀伊國屋じんぶん大賞」は、書籍購入の参考にしているので、この年のことも記憶しているし、もしかすると本書も買ったかもしれないのだが、例によって、結局は読んでいなかった(すでによく売れていたから、古本待ちにして、買わなかったかもしれない)。
先日、私が「note」にレビューを書いたのと同じ映画について書いている、他の