ロベール・ブレッソン監督 『田舎司祭の日記』 : 神の沈黙と受肉
映画評:ロベール・ブレッソン監督『田舎司祭の日記』(1950年・フランス映画)
『ジャンヌ・ダルク裁判』に続いて、私にとっては2作目となるブレッソン監督の作品である。
ブレッソン監督の中からこの2作を選んだのは、ひとつには中古DVDが比較的安かったことと、キリスト教がテーマになっているからである。
私はかねてよりキリスト教を批判的に素人研究していたので、その点で興味深く観ることができるはずだと考えたのだが、事実『ジャンヌ・ダルク裁判』の方は興味深く観ることができた。
同作