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「宗教(キリスト教以外)」関連書レビュー

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キリスト教以外の「宗教」関連書のレビューを集めました。 後日、整理の予定です。
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2023年11月の記事一覧

映画『アントニオ猪木をさがして』 : 解けない謎としての〈アントニオ猪木〉

映画評:和田圭介・三原光尋監督『アントニオ猪木をさがして』(2023年) 昨年(2022年10月1…

年間読書人
6か月前
16

宇佐美りん 『推し、燃ゆ』 : ごく当たり前の、今風「純文学」

書評:宇佐美りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社→河出文庫) ベストセラーになった、2020年刊…

年間読書人
6か月前
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F・W・ムルナウ監督 『ファウスト』 : 暴君としての神、 道化としての悪魔

映画評:F・W・ムルナウ監督『ファウスト』(1926年・ドイツ映画) ムルナウ監督がハリウッド…

年間読書人
6か月前
12

スタニスワフ・レム 『短編ベスト10』 : 短編に見るレムの個性

書評:スタニスワフ・レム『短編ベスト10』(国書刊行会「レム・コレクション」) 昔は、SF作…

年間読書人
6か月前
10

池田大作の死 ・ ある虚妄の終焉

一昨日から二泊三日(2023年11月16日〜18日)で北海道へ行ってきたが、その前日から、良かれ悪…

年間読書人
7か月前
21

荻原浩 『押入れのちよ』 : 忘却という〈救済〉

書評:荻原浩『押入れのちよ』(新潮文庫) 個人的には、直木賞作家・荻原浩は、長らく興味の…

年間読書人
7か月前
27

山城むつみ 『文学のプログラム』 : 危機に立って思考する。

書評:山城むつみ『文学のプログラム』(太田出版→講談社文芸文庫) 山城むつみを読むのは、初めてである。 柄谷行人と浅田彰のやっていた文芸批評誌『批評空間』の関係者として、昔から気にはなっていたのだが、ずっと読む機会を逸してきた。 今回は、『批評空間』の版元である太田出版から「批評空間叢書」の一冊として1995年に刊行された、初版単行本版『文学のプログラム』を、古本で入手した。 したがって、2009年に講談社文芸文庫から復刊された版に収録されているであろう「解説文」や「文庫

大石トロンボ 『新古書ファイター真吾』 : さらば、優しき日々よ

書評:大石トロンボ『新古書ファイター真吾』(皓星社) 友人がショートメールで、古本ネタの…

年間読書人
7か月前
16

山崎貴監督 『ゴジラ−1.0』 : 戦後日本へのアンチテーゼ

映画評:山崎隆監督『ゴジラ−1.0』(2023年) 大ヒットした庵野秀明監督作品『シン・ゴジラ…

年間読書人
7か月前
26

コン・ダーシャン監督 『宇宙探索編集部』 : 失われたものを求めて

映画評:コン・ダーシャン監督『宇宙探索編集部』(2021年・中国映画) 非常に不思議な味わい…

年間読書人
7か月前
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