マガジンのカバー画像

「宗教(キリスト教以外)」関連書レビュー

334
キリスト教以外の「宗教」関連書のレビューを集めました。 後日、整理の予定です。
運営しているクリエイター

2023年10月の記事一覧

キム・ジウン&キム・ドヒ監督 『差別』 : 肉を切らせて、 骨を断て!

映画評:キム・ジウン&キム・ドヒ監督『差別』(2021年・韓国映画) 「在日朝鮮人差別」問題…

年間読書人
7か月前
14

魚豊 『チ。―地球の運動について― 』(2) : 開かれてあることの「勇気」

書評:魚豊『チ。―地球の運動について― 』第3集〜第5集(BIG SPIRITS COMICS・小学館) …

年間読書人
7か月前
20

宏洋 『神になりたかった男 回想の父・大川隆法』 : カリスマ依存は終わらない

書評:宏洋『神になりたかった男 回想の父・大川隆法』(幻冬舎) 今年(2023年)3月2日、宗…

年間読書人
8か月前
33

石井裕也監督 『月』 : スッポンと月、 現実と統整的理念

映画評:石井裕也監督『月』(2023年) 本作の原作は、辺見庸の同名小説である。 私は辺見庸…

年間読書人
8か月前
15

小田雅久仁 『残月記』 : 太陽と月、 月の表と裏

書評:小田雅久仁『残月記』(双葉社) ルナティック(Lunatic・月的)というのは、「狂気」…

年間読書人
8か月前
12

ジャンフランコ・ロージ監督 『旅するローマ教皇』 : 「信仰」の力とは

映画評:ジャンフランコ・ロージ監督『旅するローマ教皇』(2022年・イタリア映画) 教皇フラ…

年間読書人
8か月前
15

『けものフレンズ2』 『無敵鋼人ダイターン3』 あるいは、 フィリップ・K・ディック的 「模造人間」

先日(2023年9月29日)、私の記事「たつき 『けものフレンズ』の非凡性:演出家・たつき監督のすごさについて」(以下、「たつき『けものフレンズ』の非凡性」と略記)を取り上げて「文章が下手」だとする、「もるにあの怨霊」氏によるレビュー「年間読書人氏の記事を添削する 第一回:「たつき 『けものフレンズ』の非凡性:演出家・たつき監督のすごさについて」」(以下、「年間読書人氏の記事を添削する 第一回」と略記)が「note」にアップされていた。 「もるにあの怨霊」氏によるこの文章で

ダヴィッド・ラプジャード 『壊れゆく世界の哲学 フィリップ・K・ディック論』 : …

書評:ダヴィッド・ラプジャード『壊れゆく世界の哲学 フィリップ・K・ディック論』(月曜社…

年間読書人
8か月前
18

京極夏彦 『鵼の碑』 :丸くなった京極堂、 暴走しない木場、 粉砕しない榎木津

書評:京極夏彦『鵼の碑』(講談社ノベルス) 17年ぶりの「百鬼夜行シリーズ」だという。今で…

年間読書人
8か月前
19

大島新監督 『国葬の日』 : その日も「平常運行の日本」

映画評:大島新監督『国葬の日』(2023年) 「国葬の日」というのは、もちろん故・安倍晋三元…

年間読書人
8か月前
12