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「宗教(キリスト教以外)」関連書レビュー

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キリスト教以外の「宗教」関連書のレビューを集めました。 後日、整理の予定です。
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2023年9月の記事一覧

森達也監督 『福田村事件』 : 日本人の顔をうつす「鏡」

映画評:森達也監督『福田村事件』(2023年) ドキュメンタリー映画の雄たる森達也が、初めて…

年間読書人
8か月前
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郡司ペギオ幸夫 『創造性は どこからやってくるか 天然表現の世界』 : 理論と感情、…

書評:郡司ペギオ幸夫『創造性はどこからやってくるか 天然表現の世界』(ちくま新書) 著者…

年間読書人
8か月前
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「第2の『けものフレンズ』」 とは何か? : 「キズナアイ問題」 あるいは「旧統一教…

まず最初に、「鑑賞する」ということについて書いてみよう。 ある作品をみて、「感動した」と…

年間読書人
8か月前
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荻原浩 『人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集』 : 「優しさ」以上の何…

書評:荻原浩『人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集』(集英社) 荻原浩は、直木…

年間読書人
9か月前
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中野美代子 『なぜ孫悟空のあたまには輪っかがあるのか?』 : 学問の本来性

書評:中野美代子『なぜ孫悟空のあたまには輪っかがあるのか?』(岩波ジュニア新書) 中野美…

年間読書人
9か月前
9

坂月さかな 『星旅少年3 Planetarium ghost travel』 : 死と不死のナイトキャップ

書評:坂月さかな『星旅少年3 Planetarium ghost travel』(パイコミックス) これは、静か…

年間読書人
9か月前
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蓮實重彦 『ゴダール革命』 : 〈主人持ち〉の批評

書評:蓮實重彦『ゴダール革命』(リュミエール叢書、ちくま学芸文庫〔増補決定版〕) 私が読んだのは「ちくま学芸文庫」版なのだが、単行本版(リュミエール叢書)についての、Amazonカスタマーレビューがとても参考になったので、両方を挙げておくことにした。 本書を一読して、まず思ったのは「ゴダールというと蓮實重彦」という印象が、映画の門外漢である私にはあったけれど、「ゴダールについて、意外に大した量は書いていないんだな」ということである。 本書を読むまでは、本書が「ゴダールにつ

村上靖彦 『客観性の落とし穴』 : ズレた思考様式による誤解

書評:村上靖彦『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書) この本、とてもよく売れているら…

年間読書人
9か月前
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『藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス3 カンビュセスの籤』 : 思弁作品…

書評:『藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス3 カンビュセスの籤』(小学館) 「…

年間読書人
9か月前
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夕木春央 『十戒』 : 堕地獄のサタニズム

書評:夕木春央『十戒』(講談社) 昨年の前作『方舟』がたいへん素晴らしい作品だったので、…

年間読書人
9か月前
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