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「宗教(キリスト教以外)」関連書レビュー

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キリスト教以外の「宗教」関連書のレビューを集めました。 後日、整理の予定です。
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2023年8月の記事一覧

『けものフレンズ』 騒動は、なぜ燻り続けるのか? : 「資本主義経済」の呪い

たつき監督によるアニメ『けものフレンズ』の第1シリーズ(以下『1』と略記)が放映されたの…

年間読書人
9か月前
16

ロバート・A・ハインライン 『異星の客』 : 「ひとの子」 という言葉

書評:ロバート・A・ハインライン『異星の客』(早川SF文庫) 最近では耳にしなくなった表現…

年間読書人
9か月前
21

白井聡 『マルクス 生を呑み込む資本主義』 : 精神寄生体的 〈自己増殖モンスター〉

書評:白井聡『今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義』(講談社現代新書) とても…

年間読書人
9か月前
16

トマス・ヴィンターベア監督 『偽りなき者』 : 子供に性欲を感じることは 「悪」な…

映画評:トマス・ヴィンターベア監督『偽りなき者』(デンマーク映画・2012年) 人気俳優マッ…

年間読書人
10か月前
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中野美代子 『西遊記 トリック・ワールド探訪』 : 人間という 解きえぬ「謎」に挑む

書評:中野美代子『西遊記 トリック・ワールド探訪』(岩波新書) まあ、すごい本だし、呆れ…

年間読書人
10か月前
7

『藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス8 流血鬼』 : 手がたいオチに隠…

書評:『藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス8 流血鬼』(小学館) 本巻は、1976…

年間読書人
10か月前
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蓮實重彦 『ゴダール マネ フーコー 思考と感性とをめぐる断片的な考察』 : これは フィクションである。

書評:蓮實重彦『ゴダール マネ フーコー 思考と感性とをめぐる断片的な考察』(NTT出版) 最近、映画に興味を持ち、ゴダールに興味を持ち、そこから映画評論家としての蓮實重彦に興味を持った。 文芸評論家としての蓮實重彦の文章ならいくらかは読んできたが、映画には、評論を読むほどの興味はなかったので、蓮實の映画評論(作家論・作品論)や映画論は読んだことがなかった。一一というのは、映画評論家としての蓮實重彦の本として、先日読んだ『見るレッスン 映画史特別講義』のレビューに書いたこと

F・W・ムルナウ監督 『吸血鬼ノスフェラトゥ』 : 史上初の 「吸血鬼」映画

映画評:F・W・ムルナウ監督『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922年) 「ノスフェラトゥ」という名…

年間読書人
10か月前
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春日武彦・ 平山夢明 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が 正気を保つ』 : 狂…

書評:春日武彦・平山夢明『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』(扶桑社新書…

年間読書人
10か月前
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磯光雄監督 『電脳コイル』 : 「人間」とは、 どういう生き物か?

作品評:磯光雄監督『電脳コイル』(2007年) 『電脳コイル』の評判は、テレビでの本放送(20…

年間読書人
10か月前
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殊能将之 『黒い仏』 : 這いよる黒い影

書評:殊能将之『黒い影』(講談社文庫) ひさしぶりの「新本格ミステリ」である。 殊能将之…

年間読書人
10か月前
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