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「宗教(キリスト教以外)」関連書レビュー

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キリスト教以外の「宗教」関連書のレビューを集めました。 後日、整理の予定です。
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2023年6月の記事一覧

デヴィッド・リーン監督 『アラビアのロレンス』 : 実在の人物を、どこまで描けたか…

映画評:デヴィッド・リーン監督『アラビアのロレンス(完全版)』(オリジナル1962年・完全版…

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中野美代子 『西遊記の秘密 タオと煉丹術のシンボリズム』 : 楽しく果てしない「学…

書評:中野美代子『西遊記の秘密 タオと煉丹術のシンボリズム』(福武文庫・岩波現代文庫ほか…

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『藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス1 ミノタウロスの皿』 : 私の食卓

書評:『藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス1 ミノタウロスの皿』(小学館) 大…

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清涼院流水 『どろどろのキリスト教』 : 生涯権威主義者の 「寄らば大樹の陰」

書評:清涼院流水『どろどろのキリスト教』(朝日新書) 元・ミステリ作家である、清涼院流水…

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荻上直子監督 『波紋』 : 何も解決されていないし、解放もない。

映画評:荻上直子監督『波紋』 予告編を見て、「狂気を孕んだ、面白そうな映画」だと思い観た…

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フィリップ・K・ディックの 〈堕胎〉批判 : マーク・ハースト編 『ザ・ベスト・オブ…

書評:マーク・ハースト編『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック〈4〉』(サンリオSF文庫) …

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アレクサンドル・ソクーロフ監督 『独裁者たちのとき』 : イエスの留まった場所

映画評:アレクサンドル・ソクーロフ監督『独裁者たちのとき』 こんな「私好みの映画」が観られるなんて、生きていて本当によかった。本作は、コンピュータ技術あっての「動く幻想絵画」とでも呼んでいいような作品だ。 アラン・レネの『去年マリアンバードで』と同様、「中身」を無視して、その映像を眺めているだけで、異世界にトリップさせてくれるような、「超絶的な映像美(?)」の作品なのだ。 もちろん、「当たり前の映画」を期待したような人には「なんだこれ?」というような作品で、怒りだす人も