映画 『RRR』 : 闘者だけの持ちえる〈誇り〉
映画評;S・S・ラージャマウリ監督『RRR』
いやもう、噂どおりの「血湧き肉躍る、パワフルエンターテイメント映画」という他ない。
ハリウッドのアクション大作に勝るとも劣らない作品なんだから、面白くないわけがないだろう。
しかし、この作品の最高の魅力は、なんと言ってもその「向日性」であり、「自信」に裏付けられた、内側からあふれ出る輝きではないだろうか。
とまあ、男の中の男どうしの友情と、止むに止まれぬ対立による闘い。当然、最後は協力して、悪の「大英帝国総督府」をぶっ倒すわ