カール・ラーナー 『現代に生きるキリスト教』 : 「現世」をも 変えていく力
書評:カール・ラーナー『現代に生きるキリスト教』(エンデルレ書店・1965年刊)
カール・ラーナーと言えば、「第2バチカン公会議」の神学顧問として、同会議を主導したリベラルなカトリック神学者として知られる人である。
「Wikipedia」によると、次のようになる。
今回取り上げるのは、もちろん(1)で、翻訳刊行年の1965年とは、1962年から1965年まで開催された「第2バチカン公会議」の終了した年である。
日本でラーナーを注目させることになった「第2バチカン公会議」