魔法の言葉。
今まではそこまで使わなかったのにこどもが生まれてからは「大丈夫。」「そうだね。」が我が家の流行語大賞となっている。
どちらの言葉もシーンによってトーンやニュアンスを変え、自然と使い分けている。頭をぶつけたり、転んだりしたときの「大丈夫?」、泣いている時の「大丈夫。」「大丈夫だよ。」や相槌のような「そうだねー。」、自分の思い通りにならず喚いている時には「そうだね、そうだね。」と連呼をする。
妻も私も一日の中で、この二つの言葉を使わない日は今のところ一日も無い。それだけこどもが色々な動きをしているということを今改めて実感している。
大抵の場合は、二つの言葉でこどもの気分も落ち着くが、ギャン泣きの時はこの魔法の言葉をもってしても太刀打ちできない。時には、いや結構な頻度でこどもには魔法が通用しない時がある。そういう時は妻の出番だ。こどもがあっという間に泣き止んでしまう。(やっぱりお母さんが安心するんだね。)
今年も始まってまだ一月だが、年間で何回この言葉を言うのだろう。発する回数が多いほど、こどもと一緒にいることになるので嬉しいが、ふと考えてしまう。言葉が減っていくとするとそれはこどもが成長している証となるので、いささか寂しいものだなと。
でも、まだまだ子育ては始まったばかり。あっという間に時が経つとはよく耳にするけど、今は目の前の息子との時間を大切にしていこうと思う。
また明日も「大丈夫。」「そうだね。」とこどもに言っているんだろうな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?