ぼくのわたしの腸内環境
突然だが皆さんの中には便秘に悩まされている方もいらっしゃるのではないだろうか。
しかし下剤は飲みすぎると身体に耐性がついてしまうなどの副作用で使うのは憚られる。
そこで私はリスクを一切負わずに便秘を解消する方法を考えた。
それは「青木まりこ現象」を利用した便秘の解消である。
「青木まりこ現象」を皆さんはご存知だろうか。
このような体験をした方は少なくとも居るはずである。
青木まりこ現象（あおきまりこげんしょう）とは、書店に足を運んだ際に突如こみあげる便意である。
この呼称は、1985年にこの現象について言及した女性の名に由来する。書店で便意が引き起こされる具体的な原因については、渋谷昌三によると2014年の時点でまだはっきりとしたことはわかっていないという。
そう、即ち本屋に行けば薬に頼らずに便秘が解消すると私は睨んだのだ。
薬で身体に負担をかけないこと。さらにふらっと本屋に立ち寄るという習慣が生まれることで面白い本が見つかるかもしれないというまさに一石二鳥の方法である。
この方法が本格的に論文や学会などで提唱されれば、便秘の人に向けた本屋での「青木まりこ現象 実演販売」が行われる日も近いだろう。
（しかし本屋で脱糞する様を見せつけることにいささか臭いが気になるところではあるが）
友人や恋人と一緒に遊んでいる際に便秘でお腹が張ることによる不調で本領が発揮できなかった人も中には居るであろう。
ただそこで下剤を飲んでしまうと場合によっては一日中トイレに閉じこもってしまうことも少なくはない。
そんな際には一言「マリコ！」と叫んで本屋に入ってゆけば拘束時間、友人や恋人に気を使うことも無くスムーズな排便が可能になるのだ。
応用、と言うわけではなくこれは派生の実験的な考えではあるが
「本屋に行くと便意が催される青木まりこ現象」が発動するのならば
「同人即売会に行くと尿意が催される」
現象も発動するのではないか。
これを私は自分の本名から青木ねね現象と名付けることにする。
シモの現象で同じ名字というのはなんだか恥ずかしい話ではあるが。
この現象のいとこ関係にあるのは「タカアンドトシのトシの画像を見ると生理痛が和らぐ現象」だと思う。こちらの方面の現象も今後併せて研究していきたい。
（試そうとは思わないがタカアンドトシのタカの画像を見たら生理痛が悪化するのではないだろうか。こんな生理コンビは嫌だ）
色々と述べましたが終わりに、最も刺激的な便秘の解消方法でこの文章を締めようと思います。
しかしあくまでもこの方法を試すのは自己責任なので注意していただきたい。
・下剤を飲んでブックオフに行き(ここでオムツは欠かせない)腹式呼吸をしながら部活用のジャグに入れておいた梅流し（梅と大根のデトックススープ）を一気に飲み干す。
そして一番近くに居る店員に一言「empire(帝国)」と告げたのち、絶叫しながら花とゆめコーナーに急ぐ。
夏目友人帳を全巻暗唱したらもうフィニッシュは近い。
店を出てすぐさまカルバンクラインのパンツのゴムを、何故か服からはみ出させているファッションの女性に向かって
「こっちは首に一周。沿うようにカルバンクラインのロゴを刺青入れているんだよね。
そうすれば首までパンツを引き上げているみたいで、面白いでしょう？」と耳元で小さくマウントを取りその場から去ります。
ブックオフに戻り「青木まりこ現象、実行中！！！！！！！！」と大声で叫びながら勢いよく脱糞したら便秘解消の方程式は完成です。
おまけ
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