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みんなちがってみんないい

「上の子はおとなしくって、
 引っ込み思案で臆病なのです。
 私の育て方が悪かったのだと思います
 なので下の子には
 色々なことを挑戦させました
 なのでとても活発で一日中動いています。
 外遊びも大好きで走り回っています」

たびたび、こんなことを聞くことがあります。
外で走り回れることが良くて
臆病なことや活発に遊ばないことがダメ

これは兄弟姉妹間での無意識の差別につながります。

アーユルヴェーダのドーシャを理解していれば
この場合の上の子は
「カパが強め」
下の子は
「ヴァータが強め」
ただそれだけの事。

引っ込み思案で臆病なのではなく
「そこが自分にとって安心安全の場所なのかを
 じっくり観察している」
動きが遅いのが気になるならば、
絹の手袋でマッサージしてあげたいですね。
いつもより動ける自分がうれしいと思うはず。

走り回って疲れたら
夕方早めのお風呂に入り、早く寝る。
食事にはギーを使いたいし、
出来たらオイルケアもしてあげたい。
すぐに疲れてしまったり
体調を崩すことが少なくなるかもしれません。
それは子どもにとってもうれしいことです。

どこも駄目なところもないし
それぞれ良いところをもっている。

子どもが一番認めてもらいたいと思う親が
世間の評価で子どもを見ていることが
どれだけ子どもの心を傷つけているか。

【みんなちがってみんないい】

アーユルヴェーダのドーシャ理論は
すべての子どもたちを
「自分は自分を生きていい」
と肯定できる人に育てることが出来ます。

体質を無視した子育ては
子どもが疲れるばかりでなく
自分を否定してしまうことになりかねませんから。

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