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産褥期をきちんと過ごす、育児のスタート

私が娘を生んだ時、産後に休むことを知りませんでした。
母からは「3か月過ぎるまでは外出しない方がいい」と言われていて、
退院後も実家で2週間ほど過ごしたのですが。

「赤ちゃんの面倒を見るのは私、今まで通り家事をするのも私。」と思い込んでたので、
やろうとするわけです。
でも、できない。
何もしたくないわけではないけど、身体が動かない。心も動かない。
テレビをつけていたのかどうかも覚えていなくて、見ていたとしても見てなかったのでしょうね。

日を追うごとに、旦那が出かけてしまった後、赤ちゃんと二人で残されることが恐怖となり、
朝から憂鬱。
何もできない自分がイヤで、
他の人が楽しそうに育児をしている様子を見ては自己嫌悪に陥って。
ひとりの自由な時間がある旦那のことも「ずるい」と思ったりしていました。
私には自由にトイレに行く時間もないと。

あの時、産褥期の過ごし方を知っていたら、
もう少しまわりに助けてもらうことを知っていたら、
かわいい新生児の娘との思い出がもっともっとたくさんできただろうにと思います。

私のようなつらい産褥期を過ごす人がひとりでも少なくなるように、
微力ですが、これからも「ねねや」は産褥期の過ごし方を発信していきたいと思います。

消化に良い食事と、赤ちゃんのことだけを考えられる環境を
新しいお母さんに作ってあげてほしいのです。

特別な料理はお母さんの体調を逆に悪くしてしまうこと、
肉や魚は少し減らすとどんどん体調が整ってきます。母乳の出方も良くなります。
白湯は1リットル飲んでください。
沐浴よりシャワーという新しい指導もありますが、私はちゃんと沐浴してほしいと思います。

この時期の苦しい思いは、そのあとの育児にとても響きます。
赤ちゃんをかわいいと思うまでにとても時間がかかってしまうのです。
私がそうでした。
だからこそ大切に過ごしてほしいと思います。

お母さんのためにも赤ちゃんのためにも

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