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炊き立てのご飯を食べる

アーユルヴェーダには「オージャス」という考え方があって、
ひとつは生まれたときに心臓に8滴と、毎日の食事から作られるエッセンスのようなものの2種類あります。
そして毎日の食事から作られるオージャスはほんの少ししかできません。

オージャスがなくなると命が終わりになると言われていて、
オージャスが高いと、
・顔色が良く、肌につやがある
・病気になりづらい
・よく眠れる
・感情が安定している
・幸せオーラが放たれている

少なくなると
・病気になりやすい
・疲れやすい
・だるい
・感覚器官に不調が出る
・精神的に不安定になる
・イライラしやすい
・自信が持てない
・不安や怖れにとらわれる
・寝起きが悪い

アーユルヴェーダを学び始めたとき
「オージャスになるようなものを食べなさい」とよく言われました。
そのひとつに「炊き立てのご飯」と「炊き立てのご飯で作るおにぎり」かありました。

娘がまだ小さくて、すぐに取り入れられるのが「炊き立てのご飯」だったので
朝は炊き立てのご飯を食べ、余ったものはお昼用におにぎりにする。夕飯もご飯を炊く。
それまでは、離乳食のお粥を冷凍していたのですが、気づいたら毎日炊けるようになっていました。

子どもへの願いのひとつに「その子が健やかに育つように」と多くの親が思うはずです。
それが「炊き立てのご飯を食べさせる」ことで叶うのならば、
毎日炊きますよね。

オージャスは目に見えないし、
何を言ってるんだろう?みたいな話に聞こえるかもしれませんが、だまされたと思って試してみてください。
炊き立てのご飯ってとっても美味しいですよ。

最近の子どもたちの様子を見ていると
オージャスを作れる食事をしていないのではないか、
そんなふうにも感じます。

一日3回の食事は一カ月で90回。
一年で1000回。

この積み重ねはとても大きいと思います。

親が子供にしてあげられることって、ほんの少ししかなくて
そのひとつが、毎日の食事なのではないでしょうか。
簡単にできるおかずで良くて、でも毎日出来立ての食事を用意する。

それが叶わない現代は悲しいけど、どこか歪んでいるのかな。
お母さんが心をなくすほど忙しすぎるよね。

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