たいろーのユニコーン転職ラジオ #143回の感想
▼たいろーのユニコーン転職ラジオの最新回
▼ハックする人とストックする人
Clubhouseではここ数日の間、相互フォローを目的とした無言部屋などフォロー数を増やすために活動している人を見かけます。Twitterなどでも相互フォローだけを目的とした使い方について否定的な意見を見かけるようになりました。
たいろーさんの言葉ではこの現象について以下のように分類しています。
ハック志向:フォロアー数を増やすことを目的とした使い方
ストック志向:フォロアー数よりも身につくスキルを目的とした使い方
Clubhouseでは音声がアーカイブされないため、発信・活動した内容が記録に残りません。その代わりに、他者との会話を通して司会力や質問力などのスキルを得るために活用してはどうかというのがたいろーさんの提案。
無言部屋でフォロアー数を増やすというハックはプログラミングで言えばクラッキングに近しくて、Clubhouse運営側も無音なRoomは排除しています。
▼プログラムでいうとバグっている状態
たいろーさんがモデレーターをしていたRoomの例では質問力のくだりで、質問を求められているのに冗長な自己紹介をしてしまう人の話が挙げられています。
これはプログラミングでいうところのバグっている状態です。本来意図した挙動としては質問をして欲しいところ、意図していない冗長な話が始まるというのはシステム的には不具合です。
▼DRY(Don’t Repeat Your Self)の原則
プログラマにおいてはDRYの原則というものがあります。
アプリケーションを構成するソースコードにおいて、重複は無用であるという原則です。DRY原則の原著にもロジックの重複は抽象化で防ぐと書かれています。これは正にClubhouse内の発言においても同じで、冗長な話は抽象化して短く話せということとも言える。
また、プログラマにとっては最小のInput(作業)で最大のOutput(成果)を得るという意味でソースコードを書く量は少なければ少ないほど良いです。ソースコードは書けば書くほどバグが埋め込まれるリスクも高まります。
少ない言葉で多くを語ることが出来るのであればそのほうが良い。多くを伝えたくて多くの言葉で話そうとすると、何を言いたいのか分からなくなってしまうというパラドクスに陥ります。
とはいえ、かくいう私もいざスピーカーになったらしょっちゅうメダパニ状態で間延び発言しているので精進します。Clubhouseという合戦上でもうしばらく特訓します。
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