博論日記145/365:帰途

飛行機の中で日記を書いたり仕事をしたりしようとしていたのだが、主に今作業用に使っているソフトNotionはインターネットを介さないと特に何もできないということに気づいた。

乗っているエティハド航空は、マイルを消費してWi-Fiを使うことができるが、たった5時間の旅に使うまでもないかなと思って使わないでおく。読みたい本も色々と持ってきたし。飛行機の中だと、電子版でも我慢できる。電子版の本が自分にとって難しいのは、通知とか何やらで忙しさやお知らせを押し付けられることなのだと改めて思う。電子版と仲良くなりましょう。

昨日寝る前に友だちのツイートを見て買って読み進めていた山本文緒『無人島のふたり:120日以上生きなくちゃ日記』(2022)を最後まで読む。山本文緒さんは名前は知っているけれど、作品は読んだことがない。ある日突然ステージ4の膵臓がんを患っていることに気づいた作家が綴った日記だ。特殊な読み味を持った日記文学。

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【終刊しました】日本と某国莫市の大学院で博士課程(専門:ロシア音楽史)に在籍している学生が博論(2本書かなければいけない)の日常生活、読書、進捗の記録です。音楽に興味のある方、海外の博士課程に興味のある方、ぜひ覗いていってください。

Ямон / やーもんの博論日記

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