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博論日記70/365:アテネDay0(成田→アブダビ)

アテネで行われる国際学会に参加するために飛行機に乗っている。アテネに行くと言っても、日本からアテネ行きの航空便は存在しないので、エティハド航空の飛行機に乗り、アブダビ経由で当地に向かう。予定では23時45分に着くはずだったのに、22時過ぎに着いた。そもそも出発もちょっと早まっていて、17時出発のはずがなぜか16:50出発の予定に変わっていた。どういう了見なんだ!

アブダビはなんと気温が45℃あるらしい(*)。前回エティハド航空を使った際はタラップを降りてバスで空港ターミナルに向かわされたが、果たして今回はどうだろうか。→降ろされず、空港ビルに直行できた。やっぴー。
(*:機内の天気予報で見た気温。これは日中だから暑いだけで、着いたのは深夜だったのでそれほど暑くなかった。とはいえ35℃あったが。)

大きな問題が一つ。アブダビ到着からアテネ行きの便に乗るまで、なんと10時間もある(到着がおおよそ23時半、出発が9時半)。夜なので寝ればいいのだが、ここは資本主義社会、寝るのにもお金がかかる。寝るのでさえお金が発生するなんて!と思ったが、要するに、畢竟、ホテルとか家とかもそういうものなのだ。しかし、一時間10ドルとかかかるのは流石に高すぎる。7時間寝たい私にとっては拷問だ。ということで、解決法→
私の発表は学会初日の月曜日なので、おちおち時差ボケもしていられない。カフェインに頼ったりなんだりで乗り切ってしまおうと思っている。

明後日=学会初日が私の発表なので、とにかく読み原稿の発音をチェックしたりなんだりした。それから、実は月末〆切の原稿をいくつか抱えてるので、それを仕上げにかかっている。

機内でKindle版『ライティングの哲学』を一気に読んでしまった。なんと、iPadを新調したおかげでダウンロード済みの本がこれしかなかった。それが逆に一冊の本に集中するのにいい具合に働いたのかもしれない。

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