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博論日記78/365:アテネDay8→なぜかドバイに来ました

誰かにぶちまけたいのと、同じような経験を指せる方をなるべく減らすため、全文無料にしておきます。読み返したら愚痴みたいな感じになってしまっていました。申し訳ないのですが、閲覧注意です。

金曜日までの学会が終わり、私は3時55分発のターキッシュ・エアラインズ、アテネ発イスタンブール行き、そこからモスクワ行きの飛行機に乗り継いで留学先のロシアに帰る……はずが帰れませんでした。今日はドバイに行って、そこで空港泊です。モスクワに帰れるのは明日。

ターキッシュ・エアラインズには気をつけよう(個人の感想です)。おやと思ったのは、3時55分の飛行機の出発が最終的に5時55分になり、イスタンブール到着がモスクワ行きの飛行機出発時刻とほぼ等しくなってしまっていることに気づいたこと。どうしてくれるんだ、と思いました。これは、モスクワ行きの飛行機を遅らせたりとか何とかで対応してくれるんだろうか……?と。

と考えを巡らせつつ1時くらいからチェックインの手続きに並んで、自分の番、カウンターでパスポートを出した瞬間に、「あなたの便だとモスクワ行きの便の乗り継ぎに間に合わないので、別途対応します、横にずれておいて」と言われ、しばらく待つことに。3時くらいまで……そう、2時間も!しかも、その2時間の間待っている人々には何の説明もありませんでした。同じようにモスクワ便やバクー便をを逃したであろう人々が不安げ/不満げな顔で数十人ほどあたりにたむろしていました。

結局我々がどうすればいいかわかったのは午前4時過ぎ。チケットカウンターで変わりのチケットを買うか、払い戻しをしてください。保障とかは特にないです。残念ながらアテネ→イスタンブール→モスクワは空席がないんですよねえ……。空港でクソほど待たされた挙句、ろくに説明もなしに何の命綱もなしに、言葉もわからない国に放り出された時の気持ち、わかりますか???

もう考えてもしょうがないので、翌日着でもいいので懸命に代替便を探し、最終的にエミレーツが数席空いていて、ドバイ経由モスクワ行きの便が何とか取れた、という顛末です。

ロシアはPCRの要件が結構厳しくて、ロシア到着48時間にサンプルを採取した陰性証明書を提出しなければならない。当然翌日便だと完全に計算がズレてもう一度受けなきゃいけない(空港で受けた。▲60ユーロ)。空港滞在時の特別料金のたっかい飲食費はかかる(総額▲20ユーロくらい)し、出発前日に航空券を予約するわけで、当然何ユーロかかったか言いたくないくらいにはめちゃくちゃ高い。本当にもう散々な目にあった。そんなにギリギリの乗継便を取ってるからだろと言われたらぐうの音も出ないが、それにしても何の説明もない、代替の便も探さず顧客を異国の空港に放り出す、お詫びの一言もない、ということで、ターキッシュ・エアラインズには、どんなに安くても少なくとも私はもう二度と使わないと思います。それくらいの私怨を今回抱きました。

うまくキャンセル、返金されたとしてもプラマイでマイナス500万(単位は幸福度)くらいだからな!!!

次回の国際学会(5年後)はチリらしいけど、ちょっとこれは「行かない」に精神が傾いているな……。

癒やしになったのは、代替便にしたエミレーツの優しさ。ピカチュウのパスポートカバーをつけてチェックインカウンターに行ったら、「Oh, cool! 私ポケモン大好きなんだよね、アルセウスやった?」ということで、荷物をプライオリティにしてくれた。いいのかしらん、と思いつつありがたくプライオリティのステッカーを貼ってもらった。

生活リズムもめちゃくちゃになっているし神経も高ぶっているので、今からしっかりドバイのどこかで寝ます……。

今回の件、かなり経済的にも厳しい感じになってしまったので、もし気が向いたら↓のリンクからご支援いただけると嬉しいです、無理にとはいいませんので……恐縮です……。

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